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IT経営のススメ ~ AIで変わる経理業務 ~

記事作成日2018/02/14 最終更新日2023/03/10

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近年、テクノロジーが急速に進化し、2020年までには数百億の機器がインターネットに接続される時代になるといわれています。そして今後10~20年以内に今ある業種の40~50%がAI(人口知能)やロボットに置き換わり、なくなると予測されています。

今後10年で経理業務は大きく変わる

経理・会計の業務は早くにAIにとって変わることでしょう。経理業務は一定のルールにしたがって一定の処理を繰り返すという作業であり、このような作業こそAIの最も得意とする作業だからです。そしてこれは未来の話ではなく、すでに世の中に広がっています。

クラウド会計ソフトの登場により、会計に関する知識・スキルがなくても比較的容易に会計帳簿を作成することができるようになりました。そのクラウド会計ソフトにAIの機能が搭載されているソフトが増えてきています。

「会計freee」「MF クラウド会計」でAIによる自動仕訳

クラウド会計ソフト、「会計freee」や「MF クラウド会計」では、すでにAIが搭載されています。クレジットカードやインターネットバンキングより取得した明細から適切な勘定科目を推測し自動で仕訳を行い、会計帳簿を作成します。その他には、スキャナで読み取ったレシートの勘定科目を推測して提案してくれるという機能もあります。

帳簿や決算書の作成の他、請求書の作成から売掛金の管理、資金繰りの分析まで、すべてひとつの会計ソフトで行うことができます。

IT

また、このようなクラウド会計ソフトは、他のシステムとデータを連携することもできます。例えば、営業顧客管理システムと連携して請求書を自動発行、POSレジのデータと連携して売上を一括取込などが挙げられます。

まとめ

このように日々テクノロジーが目覚ましく進歩しており、「変化についていけない」と感じることも多いかもしれません。TOMAコンサルタンツグループでは最新のクラウドシステム、人工知能搭載のクラウド会計ソフトの導入支援を行っております。システムの有効活用の方法・システムリプレイスなど、お気軽にご相談ください。

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