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目的を絞って効率よく業務改善を図る

記事作成日2019/01/15 最終更新日2019/03/27

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業務改善と検索すると、「生産性を上げて効率化を図る、商品・サービスの品質を向上させてコストを下げる」なんてワードをよく目にします。漠然と業務改善をしようと思っても、正直何から手をつけて良いかわからないという人も少なくないでしょう。そもそも業務を改善する目的とは何でしょうか。迷った時には以下の5つのキーワードに沿って考えてみてください。

●無駄を省く(効率化)

日常の業務の中で、より少ない時間で同じ成果を出す方法はないでしょうか。例えば、時間をかけてデータをまとめていても「活用されていない」と感じるものはありませんか。もし、本当に活用されていないならその業務は無くしても良いかもしれません。

●ミスの発生を防ぐ

ヒューマンエラーは避けられないかもしれませんが、限りなくゼロに近づけることは可能です。ミスが頻発している業務を洗い出し、再発を防止する対策を講じましょう。ただし、一点注意が必要です。一度起きたミスを再発させない工夫として、2重3重のチェックをマニュアル化することがありますが、過度なチェックは業務時間を増やすことになるので気を付けましょう。

●業務の成果を向上させる

労働時間を増やさずに、売り上げや成果を向上させる方法はないでしょうか。例えば、今あるサービスに、付加価値を与える新サービスや商品が開発できれば売り上げが向上します。

●業務時間を短縮させる

現状の業務成果を下げずに、労働時間を短縮させることは労働面での経費削減につながります。また、時間が空くことで別の業務や新事業に取り組むことも可能です。

●労働環境を良くする

直接売り上げに関係しなくても、社員のモチベーションアップにつながります。例えば、清潔感のある職場で仕事をするのは気持ちが良いものです。また、キャリアアップのために資格取得のサポートを充実させる、仕事と家庭が両立できるシステムを構築するのも労働環境の改善と言えるでしょう。

以上が主な業務改善を行う目的といえます。すべてを同時に手掛けるのは大変なので、まずは目的を一つに絞り、スモールステップでできる改善から取り組みましょう。

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