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ブレーンストーミングでたくさんの意見を出す

記事作成日2019/03/28 最終更新日2019/03/28

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今回からはアイデア発案方法を具体的に解説したいと思います。まずご紹介するのは「ブレーンストーミング」です。ブレーン(Brain)は「脳みそ」、ストーミング(storming)は「嵐・暴風」を表します。現状の固定観念を嵐のように吹き飛ばし、斬新なアイデアを構築するための方法です。

ブレーンストーミングをする際に欠かせないのはファシリテーターの存在です。会議の目的である現状の問題点、改善対象事案などを解説し、会議が円滑に進むように舵取りをする役割を担います。ブレーンストーミングは積極的に意見を出すための会議です。そのため、ただの進行役とは違い、みんなが意見を言いやすい雰囲気作りもファシリテーターの仕事です。そのため、人選は慎重に行いましょう。また、会議を行う際にはレイアウトも重要なポイントです。ブレーンストーミングでは、意見が出しやすいテーブル形式や意見の出しやすさと、出た意見を視覚的に確認しやすいコの字のレイアウトがオススメです。

ブレーンストーミングでは参加者全員が絶対に守るべきルールがあります。

1.絶対に他人の意見を批判しない

批判があると、意見が出なくなるだけでなく、雰囲気も悪くなります。人を批判せずにはいられない、そんな人がいる場合は参加させないのも一つの手段です。

2.自由な意見を歓迎する。

一見すると的外れと思われがちな意見にも、改善のヒントが隠れている可能性があります。突拍子のない意見でも臆さずに発言しましょう。また、聞く側はどんな意見でも歓迎し、その意見がどんな改善に活かせるかを考えましょう。

3.とにかく量を出す

ブレーンストーミングの段階では、すぐに実施可能な制度の高い意見は求めません。質よりも量を意識してどんどん意見を出してください。

4.人の意見に肉付けをする

自分の意見を言うのも大切ですが、他人の意見に耳を傾けるのも大切です。他の意見から連想を働かせて肉付けしていくのも1つの手段です。初期はホワイトボードなどに意見を書き、肉付け意見も書き込んでいくようにします。

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