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【意思決定】合意形成の種類と満足度

記事作成日2016/10/26 最終更新日2023/02/06

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スムースな意思決定に至るプロセスは、以下のようになります。

円滑なコミュニケーション>相互理解>合意形成>スムースな意思決定・行動

意思決定のひとつ前の段階で必要となるのが「合意形成」です。

一口に合意形成と言いますが、いろいろな合意の形があります。
満足度が100%に近いほど、意思決定は早くなりますので、組織の満足度がより高い合意の形を目指すことになります。

合意形成の種類に応じた満足度を満足度低いほうから紹介すると──

鶴の一声
「誰も納得していないが権力者の一言で決まる合意」を“鶴の一声”と表現しています。

説得
「無理やり納得されられたという意識の強い合意」を“説得”と表現しています。

妥協・譲歩
「今回は譲ろう、や今回は貸しだという、相手に迎合する合意」を“妥協・譲歩”と表現しています。

過半数
「挙手や投票によって決めた合意」を“過半数”と表現しています。

鶴の一声を満足度10%程度とすると過半数が51%の満足度となります。
さらに満足度の高い合意とは、どのようなものか次回お伝え致します。

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