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社員の行動を評価する「コンピテンシー評価」

記事作成日2019/07/08 最終更新日2019/08/13

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近年の評価制度

人事制度は、等級制度、賃金制度、評価制度から従業員を評価する仕組みのことです。
中でも評価制度は、従来、社員が保有している能力を評価する制度が主流でした。社員の能力を見るため評価があいまいとなり、年功的な運用になることが多くありました。
近年では、行動として顕在化された部分を評価する「コンピテンシー評価」と、さらに業績に貢献した部分を評価する「成果評価」を評価制度の軸とすることが主流となっています。

コンピテンシー評価、成果評価とは?

コンピテンシーとは、「成果をあげるプロセスで発揮、実践、顕在化された行動能力」、特に「仕事のできる人の行動特性」と言われています。会社の考える「仕事のできる人」にスポットを当て、その人が、普段どのような行動をしているのかを評価軸とする制度がコンピテンシー評価です。
成果評価とは、職責に応じた定量的な目標や定性的な目標を定め、目標に対しての達成度を評価軸として評価する制度です。

コンピテンシー評価導入の効果

コンピテンシー評価を導入することで、以下のような効果があります。
(1)社員全員の行動の質を高められる
(2)ノウハウ、コツの共有化を図れる
(3)能力評価の具体的な指針として活用できる
仕事のできる人の技を公開し社内に浸透させれば、社員のレベルが上がり、他社との競争に優位に立てます。

人事制度構築をお手伝いいたします

TOMAでは、評価制度をはじめとしたトータル人事制度構築のお手伝いを承っています。
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