コロナ禍においては、新規の税務調査は本当に必要な場合を除いて殆ど行われませんでした。しかし、2020年9月の下旬の報道機関の取材によって、10月以降にも徐々に新規の調査を進める方針であることが明らかになり、 すでに、TOMAのお客様の何社かには調査の連絡がありました。
今回のブログでは、今後の税務調査の実施方針と税務調査に向けて準備すべき事項を中心にお伝えします。
今後の税務調査実施方針
以前のブログでもお伝えした、テレワーク時には出社日に合わせた日程相談が可能である点は継続し、納税者の状況を勘案しつつ調査に着手する方針は変わりません。やむを得ず調査対応が困難な場合は、日程を先送りすることもあり得るようです。
これを前提に、法人税、消費税、所得税、相続税などの税目を問わず、これまでも力を入れてきた消費税還付事案や富裕層事案等を中心に行っていくことになるだろうと考えられています。感染拡大防止策を徹底しながらの実地調査はもちろん、電話などによる非対面の調査や机上調査にも注力する方針です。
税務調査は事前準備が肝
税務調査で一番重要なのは事前準備です。事前通知が来た日から調査当日までの準備期間だけではなく、前もって自社の税務リスクとその対策について確認しておくことが重要です。TOMAブログのバックナンバーを一部まとめますので、事前準備にお役立てください。
税務調査とは
・法人の税務調査で知っておきたい基礎知識
・税務調査の対象期間と実施時期
・税務調査の流れ | 事前準備から当日・事後
指摘事項に関連する記事
・税務調査で指摘されやすい指摘事項5選
・減価償却資産と修繕費～税務調査で指摘されないためのポイント～
・役員報酬 ～税務調査で指摘されないためのポイント～
今回のブログでは、今後の税務調査の方針と準備するべき事項を簡単にご紹介しました。 事前準備や調査の立ち合いでお悩みの際は、是非TOMAまでお気軽にご相談ください。
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