TOMAに依頼したきっかけ
創業98年、変化を続けながら事業を広げてきた
取締役本部長 佐藤恵様
当社は、舞踏衣裳やステージ衣裳、コスプレ衣裳などに使われる特殊生地や付属品を販売しています。創業から98年になりますが、従来のやり方にとらわれず、変化を続けながら事業を発展させてきました。
店舗販売のほかネットショップや工房も展開しており、2019年には本店を現在の場所へ移転。2年ほど前には舞台美術や装飾品、舞台幕などを手掛ける美術制作事業も立ち上げました。
社員全員で経営を考えるゲーム型研修“ストア・オーナーズゲーム”
佐藤様
TOMAさんとは、弊社の前社長の頃から非常に長いお付き合いになります。はじめは経営コンサルティングからご支援いただき、その後は税務顧問もお願いするようになりました。本店移転の際にもサポートしていただくなど、経営に関するさまざまな場面で相談に乗ってもらっています。
今回、社員全員で経営について学べる研修はないだろうかとご相談したところ、当社に合った「ゲーム型研修」をご提案いただき、実施をお願いすることにしました。

社員総会の場で実施した「ストア・オーナーズゲーム」
体験型で楽しめるゲーム型研修
佐藤様
当社では毎年、決算後に社員総会を開催しています。その社員総会の場で大人数かつ比較的短時間で実施できる研修としてTOMAさんからご提案いただいたのが、「ストア・オーナーズゲーム」でした。
全員で一斉に講師の話を聞く座学形式の研修では、飽きてしまったり、理解度が低い社員もいるかもしれません。その点、ストア・オーナーズゲームは、財務や経営についてゲーム形式で学べる体験型研修です。「これなら楽しみながら学べて、当社の社員にも合っている」と思いました。
| 【ストア・オーナーズゲームとは】 |
![]() |
| 財務の基本に触れ、組織内のコミュニケーションを活性化する導入用プログラムです。飲食店のオーナーとなり、仕入・接客・集客を行います。顧客ニーズと自社のリソースのバランスを取るプロセスをゲーム感覚で体験します。 |
売上だけでなく利益やコストを意識するきっかけに
佐藤様
ストア・オーナーズゲームの実施にあたっては、「普段の業務では見えにくい会社のお金の流れを理解してもらいたい」という思いがありました。
日々の仕事の中では、どうしても売上ばかりに目が向きがちです。しかし、会社の利益には、売上だけでなく人件費や原価、その他の諸経費、在庫の動きなども大きく関わります。そういった経営管理の部分は、業務で直接触れる機会がないとなかなか知ることができません。
今回のゲーム研修で利益やコストに対する意識が生まれ、一人ひとりが会社全体のことを考えながら経営者意識をもって仕事に取り組むきっかけになれば、という期待がありました。
ゲーム研修によって育まれた会社全体を見る視点
経営者目線で考える難しさと面白さを実感
羽賀沙織様
私は普段、営業アシスタント業務に携わっています。これまで、仕事の中で売上や在庫のことは考えても、会社全体のお金の流れにはあまり意識が向いていませんでした。
ストア・オーナーズゲームに参加してみると、通常業務では使わないような用語が出てきたり、ルールを理解するのに戸惑ったりと、最初は少し難しさを感じました。でも、ゲームを進めていくにつれて、会社を運営するには、いろいろな視点から判断することが大切なのだと分かりました。
自分がお店を経営する立場になることで、普段の仕事とは異なる発想が生まれ、視野が広がったと思います。

一方、研修を振り返ると「こうした方がよかったのでは」という反省点もあります。利益を伸ばすにはどうすればいいかをもっと突き詰めて、是非もう一度参加してみたいですね。
社員同士の交流を深めながら、経営の知識が身についた
ストア・オーナーズゲームは、部署や社歴の異なる社員同士でペアを組んで行いました。自分とは異なる視点での意見が聞けて新鮮でしたし、チームごとに考え方や進め方にも違いが出て面白かったです。
羽賀様
研修後は、実際の業務でも、以前は意識していなかった人件費などのコストが頭をよぎるようになりました。今は売上の数字だけでなく、「この作業にどれくらい時間がかかっているか」「効率よく進めるにはどうすればいいか」ということも考えながら仕事に取り組んでいます。


佐藤様
この研修を実施して、社員が会社のお金の流れや利益、在庫やコストについて考えるきっかけになったと思います。社員間でそうした話をしている姿も目にします。私や経営陣から伝えたわけでなく、社員たちが自発的に行動に移してくれているのは、この研修のおかげですね。
羽賀様
今回の研修を通じて、会社を運営するには経営にまで踏み込んだ多角的な視点が必要だと実感しました。それぞれの部署で違う仕事をしている人達が集まり、それぞれの役割を果たすことで経営が成り立っている。そんな会社全体の仕組みを、ゲームを通して自然と理解することができました。
より実践的な学びとして「ビギナーズ版戦略MG研修」にも参加
財務に対する理解をより深めたい
佐藤様
社員総会で実施したストア・オーナーズゲームとは別に、私自身もTOMAさんが開催する「ビギナーズ版戦略MG研修」に参加しました。この研修は、一人ひとりが経営者となって会社経営をシミュレーションしながら、より実践的に経営や財務について学べる体験型研修です。
戦略MG研修については、社員総会でストア・オーナーズゲームを実施する前からお話を伺っていて、社長共々興味を持っていました。ちょうどその頃、TOMAの有末さんにアドバイスをいただきながら、自分でも決算書を読み解く勉強を進めていたんです。財務への理解を深めるチャンスだと思い、社長の後押しもあって参加を決めました。
| 【戦略MG ®とは】 |
![]() |
| 出店戦略や価格設定、人員配置といった現場レベルの意思決定が、いかに最終利益に直結するかを体感することで経営を学べるアクティブラーニングです。TOMAでは、原価計算がないビギナーズ版と、原価計算がある製造業版に対応し、ゲームに講義を組み込んだオリジナル研修を実施しています。詳しくはこちらから |
経営シミュレーションを通じて実感した経営管理の重要性
他業種の参加者と共に経営戦略思考を学ぶ
佐藤様
ビギナーズ版戦略MG研修は、社員総会で実施したストア・オーナーズゲームをさらに発展させたような内容でした。普段の経理業務と重なる部分もあり、比較的スムーズに進められたと思います。
他業種の方々も研修に参加していましたが、参加者によって、考え方や意思決定の方向性が異なる点が印象的でした。同じ場面でも、それぞれ重視するポイントが異なり、会社や業種によって経営の進め方も違うのだと感じました。
研修での学びを日々の業務に活かす
佐藤様
ビギナーズ版戦略MG研修に参加して、決算書にある数字の背景まで考えることの大切さを実感しました。会社を成長させるには、表面的な数字だけを追うのではなく、全体を見渡す広い視野が求められます。
たとえ売上が多くても、人件費などのコストが大きければ利益は伸びません。そういったことは、これまでも知識として分かっているつもりでしたが、実際に経営をシミュレーションしてみると理解度が段違いでした。
ビギナーズ版戦略MG研修をきっかけに、今期から、社内管理の一環として月次決算にも取り組むようになりました。毎月の状況を正確に把握することで、課題の早期発見や適切な判断につなげていきたいと考えています。
TOMAコンサルタントへの印象
気軽に相談できる身近なパートナー
佐藤様
経営顧問の井関さんには社長が長年お世話になっていて、日頃からさまざまな相談に乗っていただいています。長く当社を見てくださっているので、社長の考えや会社の方向性に対する理解も深く、とても心強いですね。
私自身は税務担当の有末さんとやり取りすることが多いのですが、レスポンスがとても早く、困ったことがあればすぐ相談できるので本当に助かっています。「こんなことを聞いてもいいのかな」と思うような初歩的なことでも、いつも分かりやすく丁寧に教えてくれます。
羽賀様
井関さんには、毎年社員総会でもお話しいただいています。経営の話を、笑いや身近な例を交えながら分かりやすく説明してくれて、とても理解しやすいです。
堅くなりがちな場でも、自然とリラックスした雰囲気をつくってくださるので、社員達も毎年井関さんのお話を楽しみにしているんですよ。
幅広い支援と学びの機会で経営を後押ししてくれる
佐藤様
税務や経営に関することをまとめて相談できるのも、TOMAさんの大きな魅力だと思います。それぞれの担当者の方が社内で情報を共有してくださっているので、相談するたびに一から説明する必要がなく、安心してお願いできます。
顧問契約だけでなく、研修やセミナーも充実しているので、その時々の課題に合わせて学ぶ機会を得られるのもありがたいですね。私もこれまで人材育成などさまざまなテーマのセミナーに参加してきましたが、実務に役立つ内容ばかりです。講師の方のお話の中にも多くの気づきがあり、毎回勉強になります。

今後の展望とTOMAへ期待すること
変化を続けながら、社員と共に成長する会社へ
佐藤様
当社はまもなく創業100周年という大きな節目を迎えます。これまで会社を支えてくださった皆様への感謝を形にすると共に、さらなる飛躍に向けた組織づくりに取り組んでいきたいですね。
社員一人ひとりがより豊かに働ける環境を整え、お客様や仕入先など、当社と関わる皆様にも価値を提供できる会社を目指します。
当社はこれまでも、時代の変化に合わせて新しいことに挑戦しながら事業を発展させてきました。これからも変化を恐れずにチャレンジを続け、成長していける会社でありたいと思っています。
今後も親身なサポートに期待
佐藤様
当社はそれほど規模が大きくないので、総務や人事など専門部署を設けず、私自身が幅広くバックオフィス業務を担っています。TOMAさんには今後もさまざまな場面でサポートしていただきながら、一緒に会社を発展させていきたいと思っています。
現在もTOMAさんとは定期的に打ち合わせを行い、会社の方向性や取り組みについて相談しています。社長も私も「困ったり悩んだりしたらまずTOMAさんに相談」というのが当たり前になっているかもしれません。
引き続き、折に触れてアドバイスをいただき、身近なパートナーとして共に歩んでいけたらうれしいです。
※本記事の会社概要等は公開日時点のものです。



