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こっそり確認したい!法律会計英語用語 その2(Debit、Credit、Accounts Receivable、Accounts Payable、Depreciation)

記事作成日2016/09/13 最終更新日2021/12/13

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英語を使ってビジネスすることに慣れていない方向けに、よく出てくる英語の会計用語を説明していきたいと思います。いまさら同僚に聞くことが出来ないことってないですか?そんな用語を中心に取り上げていきたいと思います。

Debit, Credit

複式簿記(Double-entry accounting method)の記帳をするにあたり、借方、貸方という言葉を使います。Debitは借方を意味し、Creditは貸方を意味します。なお、Debitは(Dr.)、Creditは(Cr.)と表記される場合が多くみられます。

英語の意味を考えると、なぜ借方がDebitなのかという疑問を持つかも知れません。

この点諸説ありますが、銀行業を営む会社の経理をイメージしたからといわれています。

銀行業の借方には融資から発生した貸出残高が計上され、貸方には口座を開設していただいた預金者からの資金残高が記載されています。そこで借方の貸出金は誰から返済してもらうのかという意味でDebit、貸方の預金勘定は、預金をしてくれたという意味でCreditとしたようです。

実務上は、仕訳の左側を借方Debit、仕訳の右側を貸方Creditとして覚えた上で、借方は資産の増加・費用の増加、貸方は負債の増加・収益の増加を主に意味していると理解していただければと思います。

Accounts Receivable, Accounts Payable

いわゆる売掛金と買掛金のことを指します。Accounts ReceivableはAR、Accounts PayableはAPと約される場合があります。一般的にReceivableとつけば債権のことをいい、Payableとつけば債務を指していると考えていただければ結構です。

Depreciation

有形固定資産の減価償却費を意味しています。たまにDepと約される場合があります。なお、Amortizationという言葉もセットででてくることもありますが、こちらは無形固定資産(たとえば特許権など)の償却を意味しています。

こっそり確認したい!法律会計英語用語シリーズ

>>こっそり確認したい!法律会計英語用語 その1
>>こっそり確認したい!法律会計英語用語 その2
>>こっそり確認したい!法律会計英語用語 その3
>>こっそり確認したい!法律会計英語用語 その4
>>こっそり確認したい!法律会計英語用語 その5
>>こっそり確認したい!法律会計英語用語 その6
>>こっそり確認したい!法律会計英語用語 その7

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