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M&A 市場の状況

記事作成日2016/03/06 最終更新日2020/12/17

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M&A 市場の現状

日本国内企業が関わるM&A の件数は、1996 年以降から急速な伸びを見せました。一旦2000 年~2003 年頃に落ち着きを見せましたが、その後更なる伸びを見せ、2006 年に約2,800 件となりピークを迎えます。その後、リーマンショック等の影響により、2010 年~2011 年に件数は激減しましたが、その後は再び上昇に転じています。

マンスリーコラムHP貼付用画像3

近年は特に銀行金利がかなり低い水準で推移しており、M&A の買手にとっては、買収にかかる資金調達コストが減少していることも最近のM&A の件数増加の一因となっています。

中小企業のM&A

一方で、近年見られる傾向として、M&A1 件あたりの金額は下がってきています。つまり、比較的規模の小さな中小零細企業が、売り案件としてM&A 市場に出る件数が増加しており、中小零細企業にとっては、M&A で事業を承継することのハードルが下がっていることを意味します。

また、買い手も上場大企業だけではなく、未上場の中堅企業が高収益力を持つ中小企業を買収し、事業の拡大を図るケースが増えていると考えられます。

この市況を踏まえ、M&A 活況の波に乗って創業者利益の実現、あるいは、事業規模の拡大を目指してみてはいかがでしょうか?
M&Aにご興味のある方は、ぜひTOMAへご相談ください。

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