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コロナ禍で時代が大きく変わる今こそ経営理念の見直しを

記事作成日2020/08/17 最終更新日2022/01/27

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経営理念とは

社会貢献・自社目標・顧客満足・社員の幸せ…さまざまな側面から自分の会社が一体何を大切にしているのかを考え、その根本にある想いを言語化したものが経営理念です。

大切な想いが明文化されることで仕事の目的がわかり、各人の働きがいに繋がります。また、会社で働く全員が同じ方向を向くことができ、経営が安定するようになります。

なぜ、今「経営理念」なのか

世界的なコロナショックにより、多くの業種が売上に大打撃を受けています。オンライン系サービスへの切り替えや、インバウンド需要を国内需要へとビジネスモデルをシフトさせるなど、各社売り方を変化させています。

今だけを辛抱してコロナの収束を待つのではなく、時代の変化に対応した「ウィズコロナ」の姿勢が求められているのです。ターゲットや売り方を変える中で、そもそも「自社は何をする会社なのか」「自社の存在意義は何なのか」を見つめ直すことが必要です。

また、リモートワークにより対面でのコミュニケーションを取る機会が減少した企業においては、従業員と自社の存在意義・使命について話し合うと良いでしょう。

「経営理念」と「クレド」

「経営理念」と「クレド」は、目指す効果は同じものですが作り方が異なります。経営者の想いをまとめ、トップダウンで共有するのが「経営理念」、作る過程で従業員を巻き込み、全社でボトムアップで作成するのが「クレド」です。

創業社長がカリスマ性を持って従業員を動かすことができればトップダウンで良いでしょう。しかし今の時代は「聞く経営」が求められているため、従業員の声に耳を傾け、共に作成するクレドを特におすすめします。従業員自身が作成に参加することで、愛着を持った「自分たちのクレド」となり作成段階から浸透することが可能となります。

クレドが一人一人に浸透すると、それぞれが価値判断基準を持つようになるため、現場で各人が判断して動けるようになります。都度上司の指示を仰ぐ必要がない分、課題解決が早くなります。変化が必要な今こそ、スピード感のある対応が可能であることが経営安定のキーポイントになるのです。

TOMAでは会社の特性に合わせたクレド作成のお手伝いをしています。ご相談はお気軽にどうぞ。

▶経営理念・クレドについては下記ブログで詳しく解説。ぜひご覧ください。

・経営理念とは一体何か? その意味・目的・メリットを解説
・クレドが社員の意識を変える! 基本の「き」から徹底解説