となりの会社は儲かっているの?いないの?
2015年4月に2015年度版中小企業白書が公表されました。皆様ご覧になられましたか? 今回は中小企業がおかれている現状をダイジェスト版にてお伝えします。
日本の景気は、昨年の消費税引き上げの影響もあり、昨年の4月から9 月まではマイナス成長でした。その後、輸出や個人商品の持ち直しにより回復傾向にありますが依然厳しい状態は続いているようです。
企業においても、高収益企業と低収益企業を比較すると収益力の差がより大きく開いています。差が開く原因として、収益力向上に向けた課題の捉え方に違いが挙げられます。ともに新規顧客や販売先の開拓については課題として取り組みを行なっていますが、収益力が高い企業は、人材の確保・育成や技術開発の拡大などに課題を感じ、将来を見据えた経営を行なっていると考えます。
新市場開拓にはニーズ把握が重要
新規顧客開拓の取り組みとして重要なことは市場の開拓です。新市場への取り組みをもっとも実行している業種は製造業と卸売業。何れの業種も新市場開拓には苦労しているようです。新市場での目標達成状況は30%程度となっています。また、市場把握をしている企業としていない企業の目標達成状況を比較すると10%前後の差がでていて新たな売上を構築する際には市場把握が如何に大切であるか理解ができます。
(出典:2015年度版中小企業白書より)
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