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「お盆」はご家族・親族と相続について話せる貴重な機会です!

記事作成日2021/07/30 最終更新日2023/10/17

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お盆休みで、ご家族・親族同士、顔を合わせることも増えるでしょう。離れて暮らす親族が顔を合わせるこの貴重な機会に、相続について話し合ってみてはいかがでしょうか。今回は、行事などで集まった親族に、相続についてお話しする際のポイントや注意点などを解説します。

大切な終活。相続についてじっくり話しておきましょう

相続対策をできるだけ早く始めるには、まずは、相続について自分の考えを、家族と共有しておくことが大切です。家族が集まって話す機会を作るのが難しいご時世ではありますが、お盆やお正月など、家族が集まる機会に話をしていきたいものです。
一部の家族だけに相続の話をすることで、トラブルが起きてしまうことがあります。こういったことも、季節行事の際に話をすれば、公平感があり、トラブルの回避につながります。
万が一、急に相続が始まってしまうと、その後の事務処理は相続人にとって必要以上に手間がかかるため、事前の話し合いは重要です。

相続について家族と話をする際には、『家族の意見が、自分と同じとは限らない』ということを心にとめておきましょう。例えば、自宅はいずれ息子が住むだろうと思っていたら、当の息子は自宅に戻るつもりはなく、売却しようと考えていたなど、意見が一致しないことは珍しくありません。
お盆などで家族が集まる機会に、相続に関する自分の考えを少しずつ伝えていくことも、大切な終活の一つです。

財産の内容と、大切な書類の保管場所を確認しましょう

もちろん、財産内容によって話すべきことは変わりますが、下記の内容は、共通して伝えておくとよいでしょう。

●自分の財産の内容と価値について
●不動産を誰に相続してもらいたいと思っているか
●預貯金の相続手続きをどうするか
●相続税はかかるのか、いくらになりそうか

このほか、所有している不動産の所在等や通帳、株券、会員権、生命保険の証券、場合によっては借用書、連帯保証契約書などについても、事情や保管場所をあらかじめ伝えておくとよいでしょう。
相続は人生の総括の一つです。家族や親族と、心を開いて話すことから始めましょう。

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