令和3年3月から、マイナンバーカードでも全ての患者さんが診療等を受けられるようになります。
マイナンバーカードに対応したカードリーダーの無償提供など、当制度の導入促進のために様々な支援策が実施されていますが、当初見込んでいたほどの申し込みが無かったため、今回の追加プランが期間限定で登場しました。
<この記事のPOINT>
・システム改修費用に対する補助金について、42.9万円を上限に実費を補助する追加プランが登場
・令和3年3月31日までにカードリーダーを申し込んだ医療機関等が対象
・既に申込を済ませている場合、また以前申込をキャンセルしたが再申請する場合も対象
補助額上限額3/4→実費へ拡大
カードリーダーを導入するためには、以下(1)~(3)の費用がかかります。
今回の追加プランでは、診療所や薬局(大型チェーン薬局以外)の場合、「基準とする事業額42.9万円を上限にその3/4を補助」としていた補助額が「基準とする事業額42.9 万円を上限に、実費補助」と増額され、上限額以内であれば全額の補助を受けることができるようになりました。
(1)オンライン資格確認の導入に必要となるパソコンの購入・導入
(2)ネットワーク環境の整備
(3)レセプトコンピュータ、電子カルテシステム等の既存システムの改修 等
令和3年3月末までの申し込みが対象
今回の追加プランの対象は、「令和3 年3月31日までにカードリーダーの無償提供の申込を行った医療機関・薬局」と限定されています。
また、既にカードリーダーの申込を済ませている保険医療機関等や、以前申込を済ませたものの、事情があってキャンセルした場合の再度の申込も対象となります。
オンライン資格確認については、既に導入を検討されている先生や、初期費用がネックであると感じている先生など様々なケースがあることと存じます。今回の追加プランは、検討材料の一つとして紹介させていただきました。
オンライン資格確認の導入にあたり、ご相談、またはより詳細な情報をお求めの際は、お気軽にお声がけください。