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掛金を全額所得控除できる「小規模企業共済制度」

記事作成日2021/11/04 最終更新日2022/01/27

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「小規模企業共済制度」は、個人事業主と中小企業役員のための退職金制度。国の機関である中小機構が運営しており、掛金が全額所得控除できるなど税制メリットもあります。本制度への申込手続きをTOMAでも承っています。

Q.加入の対象者は?

A.従業員20人以下(商業サービス業 5人以下)の会社役員・個人事業主(共同経営者可)になります。

Q.どれくらい減税になるの?

A.掛け金は全額、所得控除できます。毎月7万円掛けると、課税される所得金額が1,000万円の場合、減税額は367,000円になります。年払いをご利用いただくことで、これからお申し込みいただく方も1年分を所得控除できます。

〈掛金の全額所得控除による減税額一覧表〉

課税される所得金額 加入前の税額A 加入後の税額B 加入後の減税額A-B
所得税 + 住民税

600万円
1,393,700円 1,138,100円
255,600円

1,000万円
2,806,000円 2,439,000円
367,000円


注1
「課税される所得金額」とは、その年分の総所得金額から、基礎控除、扶養控除、社会保険料などの諸控除を行った後の額で、課税の対象となる額をいいます。
注2 税額は2020年10月1日現在の税率に基づき、所得税は復興特別所得税を含めて計算しています。住民税均等割りについては5,000円としています。
注3 掛金は月額1,000~70,000円(500円きざみ)です(途中の増額・減額もできます)。

Q.共済金はどのくらい受け取れるの?

A. 共済金は、退職所得扱(又は公的年金等の雑所得扱)です。
毎月1万円掛けると以下のようになります。

掛金年数 掛金合計額 廃業・死亡・解散 老齢給付(*)
または会社役員の
疾病・負傷・死亡
会社役員の任意
または任期満了
による退職
5年 600,000円 621,400円 614,600円 600,000円
10年 1,200,000円 1,290,600円 1,260,800円 1,200,000円
15年 1,800,000円 2,011,000円 1,940,400円 1,800,000円

共済金の額は現行の数値です。(*)65歳以上で180か月以上掛金を納付した方


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