TOMAでは、毎年、新卒入社社員の育成プロジェクトとして「TOMAを伝えようプロジェクト」が行われています。今回はその取り組み内容と取り組んでみた感想をご紹介します。
目次
新卒育成プロジェクトの目的
【1】TOMAがどのような会社なのか理解すること
【2】TOMAのワンストップサービスを実現できる人材を育成すること
具体的な取り組み
このプロジェクトは、新卒入社社員が社内向けにプレゼンテーションを行うというものです。プレゼンテーションのテーマは「TOMAを伝えようプロジェクト」とあるように、自分が入社したばかりのTOMAのビジョンや仕事内容、やりがいなど。プロジェクトを進めることで、目的である自社の理解や人材育成につながっていきます。
具体的な取り組み方は、10人前後の新卒入社社員を2チームに分け、それぞれのチームにリーダーを配置。以後、各チームで活動していきます。
インタビュー
TOMAへの理解を深めるために、幹部や各部門の部長などにインタビューをします。TOMA全体については社長や専務に、各部門については各部門の部長・副部長にインタビューをします(調べる部門は1チーム4部門。TOMAを構成する多彩な部門を半分ずつ担当します)。
■〈事前準備〉アポイントを取る・質問事項の共有・進行役の決定 など
■〈質問事項〉各部の取組みやその部の雰囲気・部門間の連携 など
(部の雰囲気を聞くことで、所属していない部門を少し覗くことができます)
プレゼンテーション
調べた内容は最終的に社内に向けてプレゼンテーションします。このプレゼンテーションの方向性やパワーポイントの作成、伝え方などは全てチームのメンバーで考え、決定していくことになります。
部門ごとに別々の士業が働いているがあくまで『TOMA』という会社の紹介なので『部門の紹介』に偏らないよう工夫を凝らしているチームが多いです。
このプロジェクトは基本的に新卒入社社員が主体性を発揮して取り組むことになりますので、皆さん試行錯誤して取り組んでいます。
チームメンバーのスケジュールの調整や分担して作成したパワーポイントをひとつにまとめ上げる所などは各チームが試行錯誤を重ねている点です。
進め方のポイント
新卒入社社員の主体的な取り組みと紹介しましたが、困難にぶつかってしまう場合もあります。その際の進め方のポイントとして下記2点を紹介します。
【POINT 1】プロジェクト開始時点で目的を明確にする
悩んだり困った場合は、原点に立ち返る!
【POINT 2】スーパーバイザーの活用(報連相の練習)
困ったときの相談役(スーパーバイザー)がそれぞれのチームに配置されています。困った場合は経験豊富な先輩に助言を求めることができます。また、月1でスーパーバイザーに進捗報告をします。スケジュール管理やタスク管理がしっかりとなされているかの再確認にもつながります。
新卒入社社員の感想
【1】プロジェクトを通して、自分自身にとってプラスになった点
【2】同期とのコミュニケーションについて
ヘルスケア事業部 2021年新卒入社社員
【1】普段、仕事では関わらない他部署の方と話す機会になった。他部署のカラーを肌で感じられた。
【2】コロナ禍で同期との関わりも少なかったので、プロジェクトを通して他部署の同期と関わり合いを持てて楽しかった。
法人経営支援部 2021年新卒入社社員
【1】約3か月にわたるプロジェクトだったので、スケジュールを逆算して考える力が身に着いた。通常業務にも応用できている。
【2】プロジェクト以外の会話をしたり、仲が深まった。
人事労務支援部 2020年新卒入社社員
【1】成果物を完成させるまでのプロセスを逆算して考える、という力が社会人には必要だということが分かった
【2】プロジェクトがきっかけで同期と関わるようになった(それ以前は新型コロナ感染症の影響で関わりがなかった)。
(2021年度新卒入社社員の発表資料より抜粋)