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イノベーションを生む社員は“取り組み”に巻き込んで育てよう

記事作成日2021/05/11 最終更新日2022/09/28

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ポスト・コロナの時代に生き残れる会社はイノベーションが生まれる会社です。そしてイノベーションを生み育てるのは、人であり組織です。こうした人材育成・組織づくりは人事制度だけでなく、さまざまな取り組みを実施することで可能になります。
未来に向けた改革のヒントとなるよう、TOMAの「SHIFT TEAM」の事例を通して、施策の考え方や社員を巻き込むためのポイントを紹介します。

未来の種まきをするチームをつくる

TOMAには社長直轄の「SHIFT TEAM」という組織があります。このチームが主に担うのは、商品企画と人材育成です。人材育成など未来の種まきとなる取り組みを推進するには、兼務であっても日々の業務以外を行う組織をつくることも有効になります。

メンバーは、チャレンジ精神旺盛で新しいことを面白がって取り組める人を選定しましょう。また、管理職から若手まで幅広く、男女比もバランスよく選ぶのがオススメです。これにより多様性に富んだ、前向きな意見が生まれるチームをつくります。

目的とゴールの共有で取り組みを自分ごと化

「SHIFT TEAM」で実施した人材育成の施策をご紹介します。

取り組み例(1)

若手社員による社内プレゼン
若手社員をチーム分けして「ビジョン実現に向けての取り組み」などのプレゼンテーマを設定。アイデアの検討から全社員向けのプレゼンまで実施しました。

取り組み例(2)

商品提案・実践勉強会
自部門のサービスを他部門の社員に知ってもらい、お客様に紹介してもらうための勉強会。気軽に若手同士が教えあえる場として開催中。

重要なのは、取り組みを実施する前に、目的やゴールをしっかりと伝えること。上記の例では、「自分で考え、自分で行動できるようになる」といった取り組みの目的を若手社員に提示。単なるイベントとして参加するのではなく、成長のための過程としてとらえて主体的に取り組んでもらいました。

結果、商品提案・実践勉強会では、実施後に若手らが自発的に話し合い、進め方の改善を図るなど、自分ごととして施策に取り組んでいます。

施策の考え方のポイント

施策を考える際にポイントとなるのは以下の3点です。

 ポイント1:自社の求める人材の育成につながること
 ポイント2:取り組む過程も学びとなること
 ポイント3:楽しみながら取り組めること

人材育成や社内革新の取り組みは、正解がないところをどのように運営していくかが難しい部分です。私たちの「SHIFT TEAM」の取り組みも3年目となり軌道に乗ってきました。
>「SHIFT TEAM」について詳しくはこちら

新しい時代に向け、取り組みをベースとした人材育成やイノベーションを生むための組織づくりをお考えの際もTOMAにご相談ください。チームづくりや運営のお手伝いをいたします。

監修 TOMAコンサルタンツグループ SHIFT TEAM