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事業承継における組織再編の活用

2019.01.11

2019.01.11

 事業承継は株式を後継者に移転したら完了するというものではありません。事業承継を行う際には財産以外にも会社の経営を承継していく必要があります。今回は経営面の承継に関して、組織再編を活用した事業承継をご紹介します。

組織再編の活用

 組織再編とは、組織の形態を変更することを言います。例えば後継者に事業が承継された際などに、ビジョンや経営方針が変わることがあります。それに合わせて人事、組織、グループ法人のあり方を変更する手段として組織再編を活用することが有効な場合があります。

組織再編活用の具体例

 組織再編を活用することが有効な場合の具体的な事例を一部ご紹介します。

(1)所有と経営の分離
会社の代表者が事業承継を考えているが、親族に会社の経営を引き継ぐものがおらず、社内の第三者に会社の引継ぎを考えている場合などに、ホールディングカンパニーを株式移転等の組織再編行為により設立して、株式は親族で所有し、子会社の経営は第三者に引き継ぎ、所有と経営の分離を図ることにより、円滑に事業承継ができる場合があります。

(2)グループ統括
グループ会社で会社が何社もあるような場合に、合併や分割といった組織再編行為により目的や役割で会社を整理したり、ホールディングカンパニーを設立しホールディングカンパニーによる経営体制にしたりといった方法により、グループ経営を円滑に図れる場合があります。

組織再編を行う際の注意点

 上記の例の場合でも、具体的に会社が置かれている状況等によっては組織再編が有効ではない場合もあります。組織再編は会社の組織を大きく変更することになるため、組織再編を有効活用するためには、会社の将来像を具体的に描き、その将来像を実現する方法を選択することが大切になります。また組織再編を行う際には、税務面や経営面、会計面、労務面、法務面などあらゆる角度から検証することが必要になります。
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