TOMAに依頼したきっかけ
TOMAさんの御実績をうかがって人事労務の顧問をお願いするようになったのですが、それ以来10年以上のお付き合いになります。
コンサルティング依頼前の課題
労務管理体制が整っていない「社員数900名の中小企業」
私が中途入社した2015年当時、社員数は900名ほどでしたが、社員数の多さの割に労務管理が行き届いていませんでした。急な社員数拡大に労務管理体制の構築が追いつかず、「中小企業」の域を脱却できていなかったのです。
社保業務や給与計算などの実務面でも体制が不十分でしたし、年々厳しくなっていくコンプライアンスの面でも、キャッチアップが必要な状況でした。
コンサルティングの効果
社員数の規模に応じた労務管理体制が構築できました
社労士の渡邉さんとのお付き合いは8年になりますが、これまでクリアできなかった問題は一つもないと思います。
月に一度の定例会では、法改正、給与採用等の業界動向の情報など、労務管理に必要な情報を提供いただいています。
当社の過去の状況や最新の業界動向などファクトベースの情報を基に、当社にとって最適化されたアドバイスをくださるので大変ありがたいです。しかも情報提供のスピードが早いですね。
前職で様々な社労士さんを見てきましたが、一般論をベースに身の丈に合わないアドバイスをされる社労士さんも時折見かけます。その点TOMAさんはいつも当社のデータを踏まえた最善の提案をくださいますね。
そうして細かな問題を一つひとつ解決していった結果、今では社員数の規模に見合う労務管理体制ができあがってきたと感じています。
各拠点の実態を把握し、問題の原因を個別に深堀り
また、運送業とは切っても切り離せない残業時間の削減についても大きな成果がありました。
いま物流業界では2024年問題としてトラックドライバーの労働時間規制が話題になっていますが、私たちは2018年頃から本格的にTOMAさんと改革をスタートしていました。
具体的には、各拠点から労働状況や残業時間の実態を吸い上げて実態を正しく把握することからスタート。そこで、問題のある拠点や部署に対して、長時間労働が生まれる原因を個別にTOMAさんと深堀りし、改善策を考えてきました。
取り組みを開始して2~3年で効果が目に見えてきました。
社内で「長時間労働管理委員会」や「リスクマネジメント委員会」なども発足し全社的な仕組みづくりも進んでいます。
健康経営優良法人認定も取得できました
さらに最近では渡邉さんにセミナーを実施していただくなど「健康経営」にも取り組み、健康経営優良法人(※)を取得することができました。社員の重大な疾病を防止することにも繋がるため、全社で評価されています。今後は健康管理システムの導入を検討中です。
※健康経営優良法人認定制度
特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を「見える化」し、従業員や求職者、関係企業や金融機関などから社会的な評価を受けることができる環境を整備することを目的に日本健康会議が認定する顕彰制度(経済産業省HPより)
今後TOMAに期待すること
「五人六脚」で力を合わせて課題を乗り越えていきたい
社内に優秀な人材がいても、普段から人事労務について情報収集していないため、いざという時の対処は難しいところがあります。その点、渡邉さんは業界の最新情報を踏まえた最適なアドバイスを頂けますし、今後も期待しています。
ワンストップで様々な問題の相談ができる点もありがたいです。人事労務の分野以外にも、税務顧問や行政手続き、不動産に関するコンサルティング等、様々なサービスを利用しています。その中で各専門家の方にアドバイス・ご支援いただいており、最近ではBCP(事業継続計画)のコンサルティングなどもご提案頂いています。
今後も、渡邉さんを中心とした各分野のコンサルタントの皆さんと「二人三脚」ならぬ「五人六脚」で力を合わせて課題解決していければと思います。引き続きよろしくお願いします。
※上記の会社名、役職等は公開日時点のものです。