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経理合理化 第8回

記事作成日2016/06/08 最終更新日2021/06/30

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◆グラフにすると一瞬でつかめる!

数字の羅列では情報量が多く、見ていて嫌になってしまいます。
一目でわかるグラフを活用しましょう。
グラフにすると意外な事実がすぐに分かることが多々あります。
大きな差異や増減も一目瞭然となります。

◆オススメグラフ1:3期比較グラフ

当期から前々期までの同月の数値をグラフ化したものです。
3期比較グラフには棒グラフを使うのがお勧めです。
前期、前々期の同月の状況が棒の高さにより一目で分かるため、
今期が前期よりも良いのか悪いのか、
またどのくらい違いがあるのかがハッキリ分かります。

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◆オススメグラフ2:予算達成グラフ

現状の予算に対して、実績がどのくらいの数値になっているのかを表したグラフです。
予算達成グラフには折れ線グラフを使うのがお勧めです。
縦線に達成金額、横線に月を入力して予算と実績を折れ線にすることによって、
現状の予算に対して実績がどれくらいの割合で推移しているのかが一目で分かります。

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◆オススメグラフ3:キャッシュフローグラフ
営業活動によるキャッシュフロー、投資活動によるキャッシュフロー、
財務活動によるキャッシュフローの金額を月毎に修正して、
月末残高の推移をグラフ化したものです。
キャッシュフローグラフには、棒グラフと折れ線グラフを
組み合わせて使用するのがお勧めです。
それぞれのキャッシュフローの金額を棒グラフ、
月末残高を折れ線グラフにすることで月末残高の増減の要因が、
どのキャッシュフローの増減によって発生したのかを瞬時に把握することが出来ます。