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中小企業の経理合理化に向けて 第2回

記事作成日2015/11/11 最終更新日2022/04/11

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今回は、「どうやったら経理からお金が生まれるの?」という事について書いていこうと思います。前回のブログでいかに中小企業の経理担当者がルーチン作業に留まっているか、ご認識頂けましたでしょうか?

原価管理、資金繰りを最適化することでお金が生まれる

経理からお金が生まれると言っても、決して経理が営業するわけではありません。現状の把握と未来予測からなる業績管理、そして業績を加味した上の資金繰りによってお金が生まれるのです。

例えば、現金が入金されるより速いスピードで商品を仕入れ、商品売買を行うとどうなるでしょうか?全てを販売しきった場合、一年間トータルで見れば業績はプラスですが、なんと手元に残っているお金を見るとマイナスになります。これが続くとどうなるのでしょうか?

普通、商品の仕入れは掛け販売で行われるため、商品を仕入れてから支払うまでの間に商品を販売し、現金を得ることが出来れば問題ありません。しかし、創業したばかりの会社や店舗などは、取引先との十分な信用がないため、即日払いで仕入れをしなければなりません。

商品を販売するよりも早く次の仕入れを行わなければならなくなり、結果、お金を借りる。これが業績はプラスなのに
手元の現金はマイナスになる仕組みです。そして、このサイクルがもたらす最悪の結果が「黒字倒産」です。

社長は会社の長なので、従業員を養っていかなければなりません。経営のプロではあるかも知れませんが、数字のプロというわけではありませんので、これを支えてあげる存在が経理なのです。ですが経理も毎日のルーチン作業だけではいつまでたっても業績管理や資金繰りは出来ません。

会社の経理が成長しないと会社も成長しないのです。しかし、経理が原価管理や資金繰りの大切さを理解し、それを活かす事が出来れば、
きっと会社の業績だけでなく、現金預金のキャッシュフローも良くなります。

当社では経理の合理化を図り、より社長の右腕となれる経理へ成長できるよう、支援を行っております。もし上記のような状態にあり困っている!やりたいことは分かっているのにどうすれば出来るのか分からない!そんな方がいらっしゃいましたら、当社のセミナーへご参加ください。きっと会社になくてはならない経理へと成長するでしょう。

中小企業の経理合理化に向けて、第3回の記事はこちら