Zoomの概要
新型コロナウイルス感染症対策のためのテレワーク推進により、様々な場面でWEB会議システム「Zoom」を活用した打ち合わせが行われるようになりました。昨今の情勢も相まって、今やビジネスシーンにとどまることなく活用されています。しかしセキュリティや脆弱性が問題として挙げられています。
ガイドラインを設け、正しい運用をする
セキュリティが問題視され始めた背景には、利用者数が急激に増え、ITリテラシーの低い人も利用し始めたことにより、その隙をついた不正利用が増えたことがあります。
そこで考えられる対策としては、ガイドラインを設け運用をすることで、一定のセキュリティを保つという方法があります。
Zoomのガイドライン
今回はTOMAで実践しているZoom 利用のガイドラインを公開いたします。
[1]定期的に最新版のソフトをダウンロードしてアップデートを行うよう利用者へ通知する。
▶脆弱性への対策が行われた最新ソフトを利用します。
[2]ミーティングIDは、「自動的に生成」を利用する(個人ミーティングIDを利用しない)。
▶個人ミーティングIDを知っている人は誰でも参加が可能になってしまいます。
そのため、ランダム作成されたIDとURLを利用することで、共有したID またはURL を知らないと参加できないように制限できます。
[3]パスワード機能を有効にする。
[4]待機室を有効にする。または参加者が揃ったら「ミーティングをロックする」。
▶会議には入る前に主催者の許可が必要になります。また、ロックをかければ他の人が参加できなくなります。
[5]Zoom 内で機密情報の資料は添付しない(画面共有は可)。
[6]会議用URLは不特定多数へ公開しない。(メール等で関係者のみに共有)
以上のガイドラインに沿って運用していくことで、セキュアにZoom を利用していくことができます。