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XBRLとは。シンガポールでも使われている?

記事作成日2017/05/15 最終更新日2017/06/13

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はじめに

今回は、XBRLについてご説明します。

XBRLとは

株式公開用語辞典によると、XBRLとは、eXtensible Business Reporting Language の略で,企業の財務諸表などを記述するためのXMLがベースになったマークアップ言語を言います。

日本では2008年から有価証券報告書の提出にあたり、財務データをXBRLにして金融庁へ提出するようになりました。また、決算短信についても同様の扱いとなっています。

なお、シンガポールでも現地法人が決算書をACRA(シンガポールの登記局)へ提出する際に、財務データをXBRLにして提出することが求められています。

決算書の利用者からみると、データを加工して財務分析に利用できるため、使い勝手がよいのではないでしょうか。

Q&A

(Q1)

弊社はシンガポールに支店があります。シンガポール支店の決算書などをACRAへ提出していますが、これらもXBRLにする必要があるのでしょうか?

(A1)

必要ありません。現地法人にのみ求められています。