はじめに
今回は、XBRLについてご説明します。
XBRLとは
株式公開用語辞典によると、XBRLとは、eXtensible Business Reporting Language の略で,企業の財務諸表などを記述するためのXMLがベースになったマークアップ言語を言います。
日本では2008年から有価証券報告書の提出にあたり、財務データをXBRLにして金融庁へ提出するようになりました。また、決算短信についても同様の扱いとなっています。
なお、シンガポールでも現地法人が決算書をACRA(シンガポールの登記局)へ提出する際に、財務データをXBRLにして提出することが求められています。
決算書の利用者からみると、データを加工して財務分析に利用できるため、使い勝手がよいのではないでしょうか。
Q&A
(Q1)
弊社はシンガポールに支店があります。シンガポール支店の決算書などをACRAへ提出していますが、これらもXBRLにする必要があるのでしょうか?
(A1)
必要ありません。現地法人にのみ求められています。