[小冊子03:海外赴任と外国人雇用]
【はじめに】
今回は、ご質問をいただくことがある日本の申告所得税の納税方法についてお話をします。
【納税方法一覧】
国税庁のWebsiteによると、下記の納税方法が示されています。
1 現金に納付書を添えて納付する方法
2 指定した金融機関の預貯金口座から振替納税する方法
3 ダイレクト納付又はインターネットバンキング等を利用して電子納税する方法
4 インターネットを利用してクレジットカードにより納付する方法
【1 現金で支払う方法】
現金で納付する方法は、金融機関又は所轄の税務署で納付する方法とコンビニエンスストアで納付する方法があります。
なお、コンビニエンスストアでの納付は、税務署から送られるバーコード付納付書がある場合に限られます。
金融機関へ出向いて現金で納付する方法は、筆者も経験したことがあります。金融機関の営業時間が限られてしまうのと、時間帯によっては待ち時間が発生してしまう場合があり、使い勝手はよくなかった記憶があります。
【2 振替納税する方法】
振替納税とは、金融口座からの自動引き落としのことをいいます。
事前に「預貯金口座振替依頼書兼納付書送付依頼書」を提出して、承認がされれば、納税額が金融口座から自動的に引き落としされます。
また、手数料もかかりません。
個人事業者の方に向いている方法ではないでしょうか。
筆者も振替納税の申込をしたことがあります。申込時は面倒と思いましたが、自動引き落としが開始されると、納税が本当に楽だと感じました。
【3 電子納税する方法】
電子納税は、ダイレクト納付とインターネットバンキング等で納付する方法があります。
まず、ダイレクト納付とは、e-Taxを利用して電子申告等又は納付情報登録をした後に、届出をした預貯金口座からの振替により、即時又は指定した期日に納付することができる電子納税の納付手段をいいます。
また、インターネットバンキング等は、ATMやネットバンキングなどから納税をする方法です。
これらは、e-taxによる申告とセットで考えられている仕組みで、事前に税務署へ届出が必要です。
【4 クレジットカードによる納税方法】
平成28年度の税制改正で導入された制度です。いわゆるクレジット払いですが、お支払いは、「国税クレジットカードお支払サイト」を通して行う必要があります。
分割払いが可能であったり、カード会社のポイントがたまったりするなど、お得なケースもあるかもしれません、
しかし、納付金額に応じて一定の手数料がかかります。
制度導入されたばかりですので、使い勝手の良し悪しはこれからわかってくるのではないでしょうか。
【お問い合わせ】
詳細は、TOMAグループまでお問い合わせください。
【参考:国税庁のWebsite】
https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/nofu-shomei/nofu/01.htm
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