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IT経営のススメ ~ kintoneでちょっとしたことを効率化 ~

記事作成日2018/03/12 最終更新日2023/03/10

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kintoneは、中小企業シェアNo.1のグループウェアなどを開発・提供するサイボウズ社のクラウド型ビジネスアプリ作成ツール。業務にあわせたアプリを自社内で簡単に追加・編集できるといった特徴を持っています。今回は社員のレベルの標準化を助けるアプリ「店舗クレーム対応管理アプリ」を紹介します。

◆問題の共有化はできている? ノウハウの共有化は?

どんなに一生懸命仕事をしていても、相手の意を汲めなかったり、対応に誤りがあったりなど、クレームは起こります。そんな時は報告書を作ることによって問題を共有し、再発防止に努め、改善に繋げることが必要不可欠です。
「店舗クレーム対応管理アプリ」は主に小売店や飲食店の店舗現場でお客様からいただいたクレームを登録、管理し共有するアプリです。
クレームがなぜ起こったか、写真やレシートを添付し、保管することができ、履歴を時系列で管理することが可能です。アプリは、kintoneアプリストア内の業種>卸売業・小売業の項目にあります。

◆ちょっと深めの使用事例

A社では問題の再発防止に新しいクレーム内容のデータ(レコード)が記録された際に全社員に通知がいく仕組みを作っています。A社ではクレームは会社全体の問題であり、改善の手がかりだという意識があるため、この機能をとても重宝しています。
B社ではクレームがあった際に本部にレコードを送り、再発防止に努めています。本部でクレームをまとめ上げ現場にフィードバックをすることで、現場との風通しを良くすることに一役買っています。また本部では対応状況をグラフ化し、対応漏れがないか確認し、月別の発生件数をもとに今後の対策を立てています。

IT

〈kintoneの「店舗クレーム対応管理アプリ」の使用例〉

◆まとめ

業務改善に大きな効果を持つプラットフォームのkintoneでは、発想と使い方次第でいろいろなことができます。業務改善に関するご相談や、システムの有効活用方法・システムリプレイスなど、お気軽にご相談ください。