皆様の会社では、会議に求めているものは何ですか? その会議は参加者にとって価値のある機会となっていますか?
•全員に自由に意見を言ってもらいたい
•いつもと違う雰囲気で話し合いをしたい
•多くの知恵や考えを集めたい
•考えや認識を深めたい
•新しい気づきを得たい
•コミュニケーションを良くしたい
お客様からは、そんな声をよく聞きます。
参加者が本当に話し合いたいテーマについて自由に意見を出し合い、お互いの思いや考えの背景について探求し、相互理解を深めることができる会議にするため、まず、発言できない人の悩みを知り、対応を考えてみましょう。
会議で発言するコツ
悩み(1):意見がまとまらず、発言できない。
回答:思いつく先から口に出す。単なる感想でも構いません。
悩み(2):話しが長くてよく分からないと言われてしまう。
回答:数字を先に出す。例えば、「ポイントは3つあります」と言ってしまう。
悩み(3):聞き手の表情が険しくなると、自信がなくなってしまう。
回答:ニコニコしながら断固たる姿勢をとる。ニコニコしている話し手に、聞き手は不必要な敵意は抱きにくいからです。
悩み(4):自分の提案が、いつも否定されてしまう。
回答:まずは、指摘を感謝する。肯定的な反応で返せば、相手も必要以上に話し手の立場を苦しくさせることはしません。
悩み(5):聞き手の質問の意図が分からず、答えられない。
回答:手探りでホンネをつかむ。聞き手の質問の意図を明確にするために、こちらから質問する事も大事です。
(参考文献:『人前であがらない37の話し方』佐藤達郎 著 ダイヤモンド社)