相続税の申告にあたって、いろいろ準備が必要ですが、事前に準備をしていただくとスムーズに申告していただける書類のうち、主なものをご紹介いたします。
被相続人関係
● 被相続人の戸籍(除籍)謄本 | ・・・被相続人の出生から死亡までの戸籍の異動を確認します。 |
● 被相続人の住民票の除票 | ・・・不動産登記などに必要です。 |
● 死亡診断書の写し | |
● 過去の相続税申告書の控え | ・・・財産評価、未成年者控除、障害者控除、相次相続控除等の算出 のために必要です。 |
● 被相続人の過去5年間の所得税の 確定申告書及び決算書の控え |
・・・被相続人の職業、所得等により財産を確認します。 |
● 老人ホームの入居契約書 | ・・・小規模宅地の特例の適用などを確認します。 |
相続人関係
- ● 相続人全員の戸籍謄本又は抄本
- ● 相続人全員の住民票・印鑑証明書
※その他、被相続人・相続人の経歴、家族構成、被相続人の財産を確認できる書類など
財産取得者
- ● 遺産分割協議書・・・各相続人及び代理人がそれぞれ署名押印することとなっています。
- ● 被相続人の遺言書(もしあれば)
債務・葬式費用
- ● 資産等の取得に係る未払金・ローン等
- ● 不動産賃貸借契約書等のコピー
- ● 国税・地方税の領収書・通知書のコピー
- ● 死亡した年の給与等・公的年金等の源泉徴収票
- ● 所得税の準確定申告書のコピー
- ● 医療費の領収書のコピー・メモ
- ● 葬儀費用の明細書・領収書
財産関係
預貯金等
- ● 残高証明書
- ● 通帳、証書のコピー
土地・建物
- ● 登記事項証明書(登記簿謄本)
- ● 賃貸契約書
- ● 固定資産税評価証明書
- ● 権利書の写し
- ● 公図・地積測量図・建物図面図など
- ● 地目・利用状況などを確認できる書類
その他、被相続人の財産の種類などに応じ、それぞれの相続税評価額の算出に必要な書類は異なります。
詳しくは専門家にご相談ください。