◆Q:H30年3月から、年金機構に対するマイナンバーの届出はどう変わるの?
A:マイナンバーの利用開始に伴い。「基礎年金番号欄」が「個人番号または基礎年金番号」欄
に変更されます。また、ばらばらだった様式がA4タテに統一されました。「健康保険被扶
養者(異動)届」と「国民年金第3号被保険者関係届」は1枚にまとめられました。(他に
も統合された様式は多々あります)
さらに、基礎年金番号と個人番号の紐つけがされている方は、氏名変更届と住所変更届の提
出を省略できます。これはマイナンバーの利用により、日本年金機構が住基ネットから最新
の住所情報を取得・更新できるようになるためです。
◆Q:雇用保険手続きでも、マイナンバーの取り扱いは変わるの?
A:今までも各種届出にマイナンバーの記載が必要でしたが、今後はより一層強く求められます。
H30年5月以降は、資格取得届・喪失届や給付に関する届出は、マイナンバーの記載がないと
返戻される可能性があります。
◆Q:従業員からどうやってマイナンバーを集めるの?
A:マイナンバーを集める際には、本人確認も一緒にする必要があります。従業員がマイナンバー
カードを持っているか否かで集める書類が異なります。
・マイナンバーカードを持ってる場合:マイナンバーカードのみ
・マイナンバーカードを持っていない場合:運転免許証やパスポート(本人確認書類)と
通知カードやマイナンバー記載の住民票