法人成りへの道プロローグ ~知らぬが仏?いえ、知らないうちでも損はしたくありません!~
突然ですが、皆様の周りにお金はいくらでも、余計にでも払います!という方はいらっしゃいますでしょうか。おそらく、そのような方はいらっしゃらないと思います。少しでも余計な支出を減らしたいと考えるのが普通です。
たとえば、1000万円の車を手に入れるためには、通常なら、皆さん同じく1000万円を支払う必要がありますね。支出を抑えようとするなら、車のランクを下げるか、もしくは値下げの交渉をするかもしれません。
しかし、これを税金で考えると不思議なことが起こります。1000万円の収入を得たときに、支払う税金は皆さん同じ金額ということにはなりません。500万円も税金を払う人がいれば、逆に300万円で済む人もいるわけです。
税金を節約する場合は、値下げ交渉といった、不確実な手段に頼らなくとも、さまざまな制度を適用することで、確実な節約ができます。制度をお得に活用できるかどうかで、納税額が変わってくるのです。つまり、制度を知らないと気付かないうちに損をしてしまうことになってしまいます。
皆様がそうなりませんように、TOMAグループではお客様の状況を多角的に捉えた上でご提案をするよう心がけております。
納税額が変わるその代表的なケースとして、個人開業医の法人成りがあげられます。
次回以降、個人開業医と医療法人の違いについて
・そもそも医療法人とは何なのか
・個人と法人では何が違うのか
・医療法人のメリット
・個人開業医のメリット
・それぞれのデメリットは何なのか
などなど様々な項目からご紹介してまいりたいと思います。
「税金の支払いを今よりも抑えたいな」
「正しく、お得に納税したいな」とお考えのドクターの皆様
次回以降の投稿もぜひチェックしてみてください。専門家ならではの視点を、皆様がイメージしやすいよう、易しくご紹介してまいります!
~今回のまとめ~
1. 税金にはお得な制度が多く存在する(一方、それを知らない人もたくさんいる)
2. 知らないうちに余計に納税しているケースがある(知らぬが仏、でいいですか?)
3. 同じ収入があっても、納税額が変わる(正しく、お得に、納税をしましょう)