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経営者の夢は「未来会計」で実現する-“MAS監査”が未来会計の成功のカギ

記事作成日2023/04/10 最終更新日2023/04/11

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人手不足、DX対応、物価・金利の上昇など、これからの先行きに漠然とした不安を抱えている経営者のみなさま、いまこそ理想の未来に向けてチャレンジしていきましょう。

理想の未来は“カタチ”になっていますか?

「今後の業績が不安」「なかなか思うように結果が出ない」。こんなお悩みをお持ちの経営者のなかには、経営計画が無かったり、目標を数値や言葉という“カタチ”にできていない方も多いようです。また、計画を作成していても、予算の参考程度にしか利用できておらず、真に経営の役に立つ、満足できる計画になっていないようなケースも多いのではないでしょうか。

ほとんどの経営者は経営計画の重要性を理解しています。それでもカタチにできないのは、忙しくて作成する時間がない、自身の想いや考えをきちんと伝えられない、本気で相談できる相手がいないなど様々な原因があるかと思います。まずはこれらを解決し、自社を理想の未来へと導いていきましょう。

“未来会計”で夢を叶えるビジョン経営に

夢を叶える、目標を達成できる経営体質をつくる上で重要なことは、“未来を考えてから始める”ことです。理想の未来と現状の差を明確にすることで、解決すべき課題や問題を抽出することができます。そして、抽出した課題・問題を解決し、夢を叶えるために欠かせないのが“未来会計”です。

企業経営における一般的な会計は、“すでに起きた”過去の結果から試算表や決算書を作成して、財務上の分析・課題解決を行います。一方、未来会計では“これから到達すべき”未来の決算書を作成し、そこから逆算して目標達成に必要な各種計画の策定を行います。未来会計の優れている点は、理想と現状との差を把握した上で、「いま、何をすべき」ということを明確にできることです。

未来会計の基本的な流れ
現状分析→計画作成→予実対比→教育研修

未来会計の“成功”が自社の”成長”につながる

未来会計の導入で何よりも大切なのは、正確な現状分析に基づいて計画を立案することです。正確な現状分析に基づいた中期経営計画を策定し、そこから逆算して単年度計画、行動計画に落とし込んでいきます。そうして出来上がった計画に沿って、行動し、評価・見直しを繰り返しています。正しい情報に基づいて行動し、効果測定をしっかりと行うというサイクルが定着すれば、理想以上の成長を遂げる会社へと導くことができます。

計画(Plan)→実行(Do)→評価・見直し(See)(→計画(Plan)に戻り繰り返す。)
PDSサイクルを定期的にしっかりと回すこと
※また、幹部社員だけではなく一般社員も巻き込んで回すこと
※さらに、年単位→四半期単位→月単位→週単位→日単位と高速化する

“ビジョン”と“現状”を見直す

未来会計を導入することで、目指すべき理想と現状の差を把握することができ、「今、何をすべき」ということを明確にすることができます。未来会計で作成するのは、単なる損益計画ではなく、現状分析とビジョンの明確化を徹底的に行った“経営計画”です。

現状分析では、売上や資金繰りなどの財務分析、組織力や発展力などの体力分析などを行います。現状分析を正確に行うことで、解決すべき課題が明確になり、より具体的な行動指針を示すことが可能となります。

ビジョンの明確化では、目的や信念を見直し、中期経営目標(ビジョン)の策定を行います。「こういう会社でありたい」「こういった社員に育ってほしい」といった経営者自身の“魂”を込めることで、経営を行ううえで必要な根拠や自信を得ることができます。

じっくりと経営計画を考える“将軍の日”

経営者1人で、現状分析、ビジョンの明確化、経営計画の作成を正しく行うのは、相当な時間と労力を要します。また、中途半端な経営計画を作成すれば、中途半端な結果しか得られません。

TOMAでは、「忙しくて時間がない」「じっくり考えたいがやり方がわからない」という経営者のために、“将軍の日”を開催しています。“将軍の日”は、経営者の方が自社の未来についてじっくり考えていただくための1日です。忙しい日常から離れて落ち着いた環境に身を置いて、現状分析から、未来の損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書を含む中期5ヶ年計画の策定まで1日で行っていただけます。

専任のコンサルタントがマンツーマンでサポートしながら、頭のなかで思い描いていらっしゃる自社の理想像を整理して、熱い想いをカタチにするお手伝いを行います。5年後の自社の未来、そしてその後の未来を変えるための“たった1日”が将軍の日です。ぜひお時間を捻出いただきご参加ください。

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>>「未来からの逆算」が成功の秘訣~魂が宿る中期経営計画のつくり方『将軍の日』~

“MAS監査”が未来会計の成功のカギ

中期経営計画、単年度計画、行動計画などの経営計画を作成した後は、計画に沿って行動し、評価・見直しを繰り返していきます。この行動と評価・見直しを適切に行っていくためには、適切な経営管理が不可欠です。

経営管理の仕組みが定着していかなければ、どんなに良い計画を作成しても機会損失を減らしていくことはできず、理想と現実との差が一向に埋まっていきません。進捗管理、効果測定、評価、計画の見直しというPDSサイクルを意識して管理していきましょう。

TOMAのMAS監査サービス

TOMAでは、経営管理をサポートする“MAS監査”(MAS:マネージメント・アドバイザリー・サービス)をご提供しています。経営のパートナーとして語り合い、夢や目標を引き出しながら、“魂”を込めた経営計画をつくり上げ、経営管理サイクルの実施、資金繰り対策、計画・目標の達成までの道のりを共に歩みサポートいたします。

多くの企業の会計・財務に携わるプロとしての経験と専門性、また、私どもTOMAグループも未来会計を行うなかで培ったノウハウ、さらに多様な分野の専門家によるワンストップ体制で、経営者に寄り添いながら多角的に経営のお手伝いをさせていただきます。

「本気で相談できる相手がいない」「自身の想いや考えをきちんと伝えられない」こんなお悩みをお持ちでしたらTOMAにご相談ください。

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