松本幸四郎さんの<ラ・マンチャの男>楽前、行って参りました。
釣り文句はコレ↓
・・・ココから引用
松本幸四郎が市川染五郎のころから46年間1200回!ロングラン演じ続けているラ・マンチャの男を見に行きませんか。
私は10回近くみていて、歌の見果てぬ夢を聞いて泣きながら見ています。
見果てぬ夢を追うのが人生なのです。例えバカにされようとも、不可能と言われても見果てぬ夢を追うのが人生なのです。まさにドンキホーテがそうなのです。
本当にこれぞミュージカルです。行きませんか。
・・・ココまで引用(差出人:藤間秋男)
TOMAには、社員から希望者をつのり、コンサートやお芝居、おいしいものツアーに行くというちょっと変わった福利厚生制度、通称「うただ」があります。
募集は不定期に発生し、誰でも応募可能。ただし、競争率が高いものも多いのです。
今回のラッキーな当選者はミュージカル初心者の4名。
「体験したことがない世界を体験できるのは、うれしいよねー」
「うん。クラッシックも行ってみたい」
「理事長、何回も観てるって言ってたよね」
「軽く予習はしてきたけど…」
「オペラグラス持ってくれば良かった」
「帝劇だったら、エンドレスショックも観たいな」
とりとめのない会話をしながら帝国劇場へ。
休憩なしの2時間20分。
なのに、あっという間。
おおおお!!
まじ、誘ってくれてありがとーーー!(タメ語で失礼)
って感じです。
ビギナーのわたしたちを引きつけるエナジーって何??
入っちゃいました。
幸四郎さん、かっこいい。
生音いいね。音楽が美しすぎる。
遠近感を感じさせるセット、すごい。
本当に、これぞミュージカルという感じ。
帝劇は楽前ということもあり、42ndばりの賑わいでした。
セルバンテスの台詞から──。
「本当の狂気とは。夢におぼれて現実を見ないのも狂気かもしれぬ。
現実のみを追って夢を持たないのも狂気かもしれぬ。
だが、一番憎むべき狂気とは、
あるがままの人生に、ただ折り合いをつけてしまって、
あるべき姿のために戦わないことだ。」
突き抜けていますね。
夢におぼれる人、夢をもたない人、夢をもてない人、いろいろいます。
あるべき姿のために戦える人、どれくらいいるのだろう。
あるべき姿が見える人は?
「あるべき姿が見える」と言える人は?