今年の夏も、5泊7日でLA出張に行ってきました。
TOMA税理士法人資産税部では、2016年からLAで「日本の相続税」をテーマに夏と冬の年2回セミナーを開催しております。
LAでのセミナー開催は今回で4回目となりました。
7月14日午前に「Q&Aでやさしく解説 相続で得する話、損する話」をテーマに、2部構成で2時間のセミナーを開催し、約60名の方にご参加頂き大盛況のうちに終了しました。
セミナーの内容は、第1部では2018年度の税制改正(主に、小規模宅地等の特例の改正)をメインテーマに、日本の相続税の計算方法や土地・建物の評価方法について、第2部では、相続・争族対策をメインテーマに、相続前にできる対策や気をつけておくべきこと、相続発生時の相続手続きについてお話をさせて頂きました。
また、14日午後と15日、16日は終日個別無料相談会を開催し満員御礼となりました。ご相談の多くは、日本に住んでいる高齢の両親にもし相続が発生した場合、相続人の1人だけが海外に住んでいるため相続税申告はどのようにしたらよいか、日本にいる両親から海外に住んでいる孫へ教育資金贈与をしたいがどのような手続きをしたらよいか、海外に住んでいるため海外送金の難しさ、生前対策として何をしたら良いかわからないなど、相談できる専門家が身近にいないそうで、セミナー及び個別相談会にご参加頂いた皆さまはとても真剣に話を聴いてくださり、疑問があればその場で、手を挙げて熱心に質問してくださいました。
今後も海外在住の皆さまに、日本の最新の相続税の情報をお届けするとともに、気軽に相談できる専門家としてお役に立てるよう精進を重ねていきたいと思います。