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IT経営のススメ ~ kintone の導入事例 ~

記事作成日2017/06/12 最終更新日2023/03/10

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前回のコラムではサイボウズ社のデータベース型情報管理システム、kintoneのご紹介と改善事例をお伝えしました。今回はkintoneを導入した企業がどのようなきっかけで導入に至ったのか、その経緯を事例とともにご紹介します。

Notesで構築していた営業日報をkintoneへ乗り換え

ある商社では日報にNotesを利用していましたが、XPサポート終了に伴い、OSの入れ替え時にNotesもバージョンアップする必要がありました。NotesのバージョンアップとOS入れ替えを行うと数百万円もの費用が発生します。そのため、従来の日報の運用方法をなるべく変えずに利用できるサービスとして、カスタマイズが可能で比較的安価なkintoneの導入を検討しました。

システム導入の担当者に試用してもらったところ、わずか30分で従来の日報に類似したシステムを作成できました。しかも導入に必要な費用はOS入れ替えを含めても100万円以内です。「使う側も管理する側も簡単、セキュリティは任せておけば良い、しかも安い」という点が導入に至ったポイントでした。

大手外資系SFA(営業支援システム)からの乗り換え

ある50人ほどの規模のサービス業の会社では、大手外資系SFA(営業支援システム)を導入してIT化を進めようとしていました。

しかし、はじめから大掛かりな仕組みを持ったシステムとして導入しようとしたため、「制作費」や「制作時間」が膨らんでいました。それにも関わらず機能が多いため使いこなすことができず、中々定着せずにいる状態でした。

そこで比較的安価に利用でき、運用しながら必要に応じてシステムをカスタマイズしていけるkintoneを導入することになりました。ある営業部の新人にアプリ制作を任せたところ、2週間ほどで日報管理、営業の成績管理アプリを作成。「これなら社内の別部門にも広げられる」との考えから、導入に踏みきったとのことです。

◆kintone特徴まとめ

kintoneは誰でも簡単にアプリの制作ができ、社内で運用しながら徐々に機能を追加していくことができます。また他の情報管理システムよりも費用を抑えることができるため、システム導入のコスト削減にもつながります。

TOMAでは、中小企業を中心に社員を直接指導し、業務改善・IT導入支援をしてきた実績があります。業務フローの見直しや、社内の情報共有を効率化する最適なシステム導入についてなど、ご興味がありましたら、お気軽にご相談ください。

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