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インド・バンガロール その4 India Bangalore Part 4【TOMAシンガポール支店 公認会計士駐在の会計・税務事務所】

記事作成日2015/08/14 最終更新日2021/05/27

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【はじめに】

今回は前回に続きインドのバンガロールという都市について記載します。

【進出形態】

インド進出は、駐在員事務所・支店・現地法人どれでも可能ですが、外資規制がある業種はこれに従う必要があります。駐在員事務所はおおよそ3年から5年で支店もしくは現地法人への変更を求められます。支店と現地法人では法人税率が異なり、現地法人のほうが低めに設定されています。

外資100%進出可能であっても現地のパートナーと合弁や業務提携を組むケースが多い状況です。独資で進出するのは、はじめからお客様がいる場合に限られるのではないでしょうか。

【税金・監査】

インドには所得税・法人税・付加価値税(日本で言う消費税に近い税)等がありますが、課税対象期間が毎年4月から翌年3月と決められています。また、インドでは駐在員事務所・支店・現地法人問わず、全てCA(Chartered Accountant、日本では公認会計士と呼ばれる)の監査を受けなければなりません。

【宗教・文化】

インドはヒンズー教が8割を占めています。しかし、朝出勤前にお祈りするだけで、特段仕事中は特別な配慮をする必要はありません。なお、イスラム教の方はお祈りをする人がいるので、日系企業では会議室を貸すことで対応しているそうです。

【治安】

バンガロール市内は危険な地域はありません。人々もおっとりしている方が多いそうです。強いていえば、郊外の立派なビルのそばが危ないと聞きました(お金を持っている人が住んでいると思い、窃盗目的で寄ってくる)。

メイドさんや運転手さんの相場は月20,000ルピーです。気をつけたいのは運転手さんの家族などで悪い人がいると面倒なこととなるケースがあるので、採用する場合には家族構成なども確認するようにとのことでした。

【教育】

バンガロールには日本人学校はありません。カナディアンスクールなどのいわゆるインターナショナルスクールがあり、年間50万から100万円程度の学費がかかるとのことです。日本人学校はデリーとムンバイのみで、ムンバイもビルの一室程度の施設とのことです。

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