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インドバンガロール-その3 India Bangalore Part 3 【TOMAシンガポール支店 公認会計士駐在の会計・税務事務所】

記事作成日2015/08/15 最終更新日2021/05/27

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【はじめに】

今回は前回に続きインドのバンガロールという都市について記載します。

【労働者】

人材の確保が困難なケースは少なく、強いて言えば溶接工が足りないそうです。溶接工が足りないといわれているのは、溶接工の方の数はいるが、求めているスキルをもっている方が少ないためです。インドにも日本の高専の位置づけの学校があるのですが、供給が需要に追いついていません。新たな製造業が進出し、より高い給料で募集すると転職をする労働者が多いそうで、スキルを持った人材は取り合いになっているとの話を聞きました。

それでもメーカーの離職率は3%程度、コンサルやIT系企業の離職率は17%程度、労働時間も日本と似ていて、メーカーは基本定時でおわり、コンサルやIT系は一日12時間程度働いています。なお、IT系の企業は会社内にジムや食堂などがあり、休憩中にジムで体を動かしていたりしているのかもしれません。

女性の労働時間については近年暴行事件が起きたため、夜10時以降は働くことが出来ないルールに改正されたとの話を聞きました。

【事務所家賃】

中心地で1スクエアフィート90から150ルピー(1スクエアフィート=約0.09㎡、1㎡1,000ルピーから1,666ルピー、日本円で1㎡2,000円から3,332円)程度とのことです。インフレ率が高いので毎年10%程度賃料が上昇します。

【住居家賃】

ワールドトレードセンター付近の家族で住む部屋で53,000ルピー(106,000円)ですが、契約時期などによって同じ物件でも金額にバラつきがあるのが特徴です。また、契約期間もまちまちですが、2年程度ですと敷金を10ヶ月要求されるケースもある(オーナーとしては金利が高いので敷金を運用して儲けている)と聞きました。日本人が相手となると金額を吹っかけてくるオーナーが多いようなので、相見積もりをとるなど気をつけたほうがよさそうです。なお、インフレ率が高いので事務所家賃と同様、毎年10%程度賃料が上昇します。

【政治】

2012年に政権が交代しましたが、その前もその後も経済に悪影響を及ぼすことはなかったそうです。

【次回以降に続きます】

続きは次回以降に記載をさせていただきます。

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