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コンピュータウィルス機能の種類とは <情報セキュリティ対策 第2回>

記事作成日2016/01/20 最終更新日2023/04/14

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今回は、コンピュータウイルス(以下、ウイルス)から身を守るための対策について触れたいと思います。ウイルスの定義は、第三者のプログラムやデータベースに対して意図的に何らかの被害を及ぼすように作られたプログラムであり、次の機能を一つ以上有するものと定義されています。

自己伝染機能

自らの機能によって他のプログラムに自らをコピーし又はシステム機能を利用して自らを他のシステムにコピーすることにより、他のシステムに伝染する機能

・潜伏機能

発病するための特定時刻、一定時間、処理回数等の条件を記憶させて発病するまで症状を出さない機能

・発病機能

プログラム、データ等のファイルの破壊を行ったり、設計者の意図しない動作をする等の機能

ウイルス対策のポイント

身近にできるウイルス対策としては、以下の対策が挙げられます。

1.ワクチンソフト(ウイルス対策ソフト)の最新版を活用する。

ワクチンソフトを使用している場合は、ウイルス対策エンジン及びウイルス定義ファイルを最新にして、ウイルス検査を実施する。(一般的なワクチンソフトでは、ウイルス定義ファイルを自動的に更新する機能を搭載)

2.メール添付ファイルは、ウイルス検査を必ず実施する。

ウイルスは、電子メールの添付ファイルに仕掛けられている場合が多くなっています。差出人が見ず知らずの場合だけでなく、知人の場合でも詐称している場合がありますので、添付ファイルは必ずウイルス検査を実施しましょう。

3.セキュリティパッチを定期的にあてる。

オペレーティングシステム等には、脆弱性があり、ウイルスの感染源になりうる可能性があります。定期的に発信されるセキュリティパッチをあてることで、リスクを低減することが可能です。まずは、身近にできるウイルス対策から着手してみましょう!!

セキュリティ対策を実施するための第一歩は、現状の業務を洗い出して、どこにリスクが存在しているかを見える化する必要があります。業務改善を合わせて、セキュリティ対策を実施することでより統制が取れた仕組み作りが可能となります。この機会に業務の棚卸しと業務改善を実施し、企業の仕組み強化のためにセキュリティ対策を検討してみませんか?

このブログを読んで少しでも興味のある方は、当社の“業務時間が半分に減る”業務改善10か条セミナーへ是非ご参加ください。それでは今回はこの辺で。

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