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「kintone」のさまざまな機能

記事作成日2019/10/22 最終更新日2022/04/19

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前回は業務に合わせたアプリが充実している点を紹介しました。今回は前回に続き、「kintone」の機能についての解説です。

その2.データをいつでもどこでも共有できる

「kintone」はweb上でリアルタイムに情報を管理・共有するため、データは常に最新の状態です。「最新の書式の請求書がどこに格納されているのかわからない」といったことに悩むことはありません。

また、データを上書きすると、その際に「どこを」「誰が」「いつ」変更したのかが自動で更新され、確認することができます。ミスが発覚した場合は以前のバージョンに戻すことも可能です。

  • スマホやタブレットからもアクセスできる

基盤システムではなくクラウド上で管理するメリットはまだあります。スマートフォンやタブレットを使うことで、社外にいても最新の情報を手に入れることが可能です。外出先からでも商談の結果報告ができたり、離れた場所の状況を画像や動画ですぐに共有したりもできます。

「kintone」にアップしたデータはファイル名だけでなく、ファイルの内容も含めて検索可能です。そのため、ファイル名を忘れてしまっても内容の一部を検索にかけることですぐに見つけることができます。

  • グラフ化も簡単

コンビニエンスストアやファミリーレストランといった複数の店舗がある企業では、各店舗から上がってくる売上報告をまとめて集計する作業が毎日発生します。「kintone」を使い、一元管理すればバラバラに上がってくる報告をまとめる必要がなく、データのグラフ化も自動生成が可能です。集計にかかる時間を短縮できるため、管理者はよりタイムリーな情報を手に入れられます。

その3.業務フローを標準化できる

社内の稟議など各タスクの処理といったワークフローを管理するのも「kintone」の得意分野です。申請や承認が必要となる業務について「誰がいつまで」、「どのステータスまで」といった進捗の管理ができます。処理状況が一目でわかり、リマインドにも有効です。また、担当者が処理をすると、次の担当者にアラートされます。申請先が業務によって異なる場合、申請経路を分岐することも可能です。

次回は「kintone」を使った「コミュニケーション」、「機能拡張」について解説します。

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