事業承継、後継者育成

積み重ねてきたことをどう引き継ぐか

2019.07.08

2019.07.08

手続きだけでは事業承継は終わらない?

事業承継は、計画的に準備をすることが重要です。その過程で盲点となりがちなのは、経営者がこれまで積み重ねてきたノウハウや想いなどをどう伝えるか、ということです。

手続き的なことは、専門家の助言のもと、ルールに則って行えば問題はないはずです。しかし、それだけでは事業承継が成功するとは限りません。経営者が積み重ねてきたことを伝えるツールをご紹介します。

「事業ひきつぎノート」の作成

経営者が大切にしてきた考え方、判断材料、情報源などは、なかなかマニュアル化できるものではありません。また、日々後継者とコミュニケーションをとっているという方でない限り、口頭で伝えることも難しい内容です。事業承継後も大切にして欲しいこと、変えて欲しくないこと、変えて欲しいこと、あるいは苦労した経験、成功した経験などを一冊にまとめて伝えてみてはいかがでしょうか。

たとえば、経営方針だけでなく、将来の株主や役員体制の方針、人材育成の方針、営業方針などを記載します。経営者としての業務内容やコツなども記載するといいでしょう。

このようなひきつぎノートは、後継者がスタートラインに立ったときだけでなく、経営判断が必要なときの道しるべにもなります。いわば事業承継のバトンです。

「知的資産経営報告書」の作成

「知的資産」とは、財務諸表のように数値化された資産ではなく、目に見えない資産のことです。例えば、経営理念、社内体制、社員の技術、独自のノウハウ、社内外のネットワークなどがこれにあたります。

どの中小企業でも、大手企業にはない独自の強みがあります。この強みを「資産」とし、資産を活かして経営することを「知的資産経営」といいます。知的資産経営報告書は、知的資産をもとにどのように経営しているかをまとめた報告書。近年、経済産業省が知的資産経営報告書の作成に力を入れています。

知的資産経営報告書を作成することで、会社の知的資産を棚卸しし、会社の強みとその原因、経営への活かし方を再確認することができます。事業承継時に後継者と一緒に作成することで、会社の強みを生かした経営を共有することができます。

TOMA では「事業ひきつぎノート」「知的資産経営報告書」作成をサポートします。


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