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IFRSの読み方 シンガポールでは? How do you say “IFRS” in Singapore? 【TOMAシンガポール支店 日本公認会計士駐在の税務会計事務所】

記事作成日2017/04/28 最終更新日2022/01/05

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はじめに

今回は、国際財務報告基準(International Financial Reporting Standard,略称IFRS)がどのような読み方をされているのかを説明します。また、TOMAグループシンガポール支店ならではの視点から、シンガポールでの読み方も調査しました。

読み方は3通りあるが

読み方は以下の3通りが考えられます。

A アイ・エフ・アール・エス
B アイ・ファース
C イファース

筆者(シンガポール駐在の公認会計士の神谷です)はCのイファースかAのアイ・エフ・アール・エスと呼んでいます。

それぞれの読み方の解説

Aについては、アイ・エフ・アール・エスと細切れな発音となり面倒な感じがします。しかし、大手会計事務所のKPMGやYMCAのように4文字であればリズムをとって発音できますからよいのではないでしょうか。

Bについては、会計の実務家以外の方が読んでいるのを見かけます。国際的な名称は“I”から始まる発音が多く、その影響を受けて、アイ・ファースと読むのでしょう。

しかし、インターネットで検索していると、アイ・ファースと読むのは控えたほうが良いという話が出ています。これは、IFRSの解釈指針を作成している組織(IFRIC、International Financial Reporting Interpretations Committee)を、アイフィックと呼んでしまい、外国人には、I f**k you(記載を省略します)というスラングを連想させてしまうからです。

Cについては、会計の実務家が良く使っています。

Q&A

Q. ちなみに会計士の神谷さん(このブログの筆者です)が住んでいるシンガポールでは、どのように読まれているのでしょうか?

A. 複数のシンガポール人に尋ねたところ、アイ・エフ・アール・エスと読むとの回答でした。学校でもアイ・エフ・アール・エスで教わっているとのことです。なお、シンガポールの日本人にも聞いたところ、アイ・エフ・アール・エス2名、アイ・ファース1名でした。

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