シンガポール優遇税制PIC,語学学校費用に適用可能【TOMAシンガポール支店日本公認会計士駐在の税務会計事務所】

記事作成日2017/02/09 最終更新日2017/02/09

[小冊子03：海外赴任と外国人雇用]

【シンガポール勤務の皆様へ】

先日、シンガポール駐在の日本人から質問をうけた件をブログに記載してみます。

すでにご存知な方もいらっしゃるかもしれませんが、英語や中国語の語学学校費用が優遇税制の適用を受けることができるのです。

今回は、このPICという制度を振り返ってみます。

【PICとは？】

PICとは、企業の人材の生産性向上及び技術革新の推進を奨励するために、特定の活動にかかわる支出に対するシンガポールの優遇税制です。

具体的には、オートメーション機器の購入およびリース、研究開発費、デザイン開発、従業員の研修費、無形資産の取得費用など６つの活動に係る費用について、その対象支出額につき①400％損金算入もしくは②60%補助金交付が受けられる制度となります。

語学学校の費用は、従業員の研修費に該当するケースが多いのです。

詳細は下記の弊社ブログをご覧ください。

【2017年に終了する事業年度まで適用可】

注意していただきたいのは、このPICという制度が2018年賦課年度をもって終了することなっている点です。

2018年賦課年度ということは、2017年中に終了する事業年度まで適用可能となります。

残りわずかですが、是非活用していただければと思います。

【シンガポール税務当局（IRAS）による説明】

詳細は下記のサイトをご覧ください。また、弊社へお問い合わせいただいても結構です。

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