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シンガポール事情~No.2 「シンガポール・マレーシア視察ツアー」【TOMAシンガポール支店 公認会計士駐在の会計・税務事務所】

記事作成日2013/10/31 最終更新日2021/02/01

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第2回目の今回は、11月13日から16日まで行われる「シンガポールツアー」でご案内いたします「イスカンダル・マレーシア」のお話をさせていただきます。

この「イスカンダル・マレーシア」は、マレーシア政府がシンガポールと進める地域開発でなんとシンガポールの3倍の面積にあたる22万ヘクタールの広大な用地の開発です。この地域は、”The World in One City” というコンセプトを元に、商業、教育、医療、娯楽、観光といった様々な分野を有機的に結びつけた都市開発が行われています。

具体的には


学術都市のエデュシティにはマレーシアの重点産業に関連する国際的な大学などの教育機関を誘致し、ニューカッスル大学やマルボロカレッジといった名門校がすでに開校しております。


レゴブロックのレゴランドや日本人にはなじみの深いサンリオのハローキティタウンの開園によって、週末はシンガポールから観光客が多く訪れています。


生活施設はまだまだこれからの部分もありますが、イオンやダイソーもすでにオープンしております。

そのほか、マレーシアやシンガポールの大手医療機関が進出を検討しているようです。不動産バブルが少し心配ですが、一見の価値があると思います。不動産価格はシンガポールと比べると五分の一程度は離れています。当然物価もシンガポールとはかなり違います。

現在はシンガポールの方が不動産を購入されているケースが多いようですが、最近は日本人や欧米の方々からの問い合わせが多くなっているようです。皆様の何かのご参考になればと思います。

 

また、話は変わりますが、今回のツアーではアジアで事業を始めるにあたりサポートが必要となる会計・税務・法務・金融の専門家をご紹介していきたいと思っております。

内容としては、海外進出についてのメリット・デメリットについて実例を挙げてお話をしていただく予定です。今まで漠然とした海外進出について具体化し、また、本当に進出して良いのかどうかの一助になればと考えております。当たり前のことかもしれませんが、シンガポールと日本では国が違いますので法制度や文化が違います。日本での考えを変える必要もでてきます。

例えば、シンガポールでは

・人件費が高い、人にやめてもらうのは簡単だが、逆に簡単にやめてしまうというデメリットもある。

・非上場会社でも監査が必要

・税金面では基本的に減価償却が認められていない

などあげればきりがありません。次回以降、順次お話したいと思いますが、このツアーに限らず個別でのご案内やご相談も可能ですので、お気軽にご連絡ください。

次回は最初の入り口である「会社の設立」についてお話したいと思います。

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