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2015年3月発表のシンガポール税制改正事項について【TOMAシンガポール支店 公認会計士駐在の会計・税務事務所】


【はじめに】

2015年3月24日にシンガポール税務当局が主催したBudget Seminar(シンガポール国予算案と税制改正のセミナー)を受講しました。そのうち筆者が気になった事項をお伝えします。

なお、税制改正の詳細は下記のサイトをご覧ください。

http://www.iras.gov.sg/irasHome/page03a.aspx?id=16111

 

【個人所得税の税率がアップされる】

2017年賦課年度(2016年1月から12月までの所得の申告)から、最高税率の変更を伴う税率変更がおこなわれます。現在最高税率は20%でしたが、改正後は22%となります。また、各段階の税率も微妙に変更されています。詳細は下記のサイトをご覧ください。

http://www.iras.gov.sg/irasHome/page04.aspx?id=282

 

【法人税の優遇税制のひとつPIC Bonusが終了となる】

2013賦課年度から2015年賦課年度まで導入されていたPIC Bonusの制度が延長されず、2015年賦課年度(2014年12月までの所得の申告)で終わりとなります。

PIC Bonusとは、人材の生産性の向上や技術革新等にかかる経費について、一定の条件を満たした場合、400%の所得控除か経費金額の60%が戻ってくる制度をいいます。この制度を利用している法人様が多かったため、PIC Bonusが終了することはとても残念です。

PIC Bonusの詳細は下記のサイトをご覧ください。

http://www.iras.gov.sg/irasHome/page04.aspx?id=14566

なお、以前このブログでもお伝えしました法人税率の30%ディスカウント(Rebate)は、2017年賦課年度まで条件を変えて存続することとなりました。

 

【筆者の感想】

私がとても驚いたことがあります。セミナーの講師の方が全員女性だったことです。シンガポールは働く女性が多いのですが、それにしても衝撃を受けました。

また、個人所得税の説明のときに使われた事例が40歳のシンガポール人女性で所得が270,000シンガポールドル(1ドル90円として24,300,000円)、かつ、旦那さんがハンディーキャップを持っている方という設定でした。あくまでも事例に過ぎないのですが、日本では旦那様と専業主婦の奥様とお子様2人の設定が多いので、これもびっくりしました。

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