投稿|TOMAコンサルタンツ

無料相談はこちら 0120-944-533
お問い合せ
文字サイズ
-
+

シンガポールから発信!アジア各国の最新ビジネス情報:シンガポール

英文決算書の読み方 その4【TOMAシンガポール支店 日本公認会計士駐在の税務会計事務所】


税務・労務からビザまでまとめて解説「海外赴任と外国人の雇用」世界進出の第一歩:無料冊子ダウンロードはこちら

【はじめに】

シンガポールの会社の決算書を題材に、複数回にわたり英文決算書の読み方についてご説明しております。今回は貸借対照表についてご説明します。

【実際の記載内容】

今回は実際の事例を記載し、そのあと詳細をご説明します。なお、ブログの読者への便宜上、勘定科目の横に日本語での表記も加えます。

Balance sheets as at 31 December 2015

    Group  Company
 Note2015201420152014
   $ $ $ $

 Non-current assets 非流動資産

     

 Investment in subsidiaries 子会社株式

 4 – –

 **

**
 Investment in an associate 関連会社株式 5 ********
 Plant and equipment 機械装置・器具備品 6 ********
 Long-term deposits 敷金・保証金 7 ********
  ********
      
Current assets 流動資産     
 Cash and bank balances 現金預金 8 ** ** ** **
Trade receivables 売掛金9********
Other receivables 未収入金 10 ** ** ** **
Prepayments 仮払金 ********
Deposits 敷金・保証金 ********
Inventories 棚卸資産11********
  ********
      
Current liabilities 流動負債     
Trade and other payables 買掛金・未払金12********
Advanced payments from customers 前受金 ********
Deferred revenue 前受収益13********
Provision for restoration costs 資産除去債務14********
Provision for income tax 未払法人税 ********
  ********
Net current assets 正味流動資産 ********
      
Non-current liabilities 非流動負債     
Provision for restoration costs 資産除去債務14********
Deferred tax liabilities 繰延税金負債21c********
  ********
Net assets 正味純資産 ********
      
Equity attributable to equity
holders of the Company 親会社株主に帰属する持分
     
Share capital 株主資本15********
Accumulated profits 利益剰余金 ********
Foreign currency translationreserve 為替換算調整勘定 ****
Total equity 純資産合計 ********

 

【連結決算書の数値と親会社だけの数値が並列されている】

貸借対照表や株主資本等変動計算書のように、一時点の数値を示すものについては、連結ベースの数値(Group)と親会社だけの数値( Company)が記載されています。この点が日本の決算書では見られないと思います。また、前期の数値と当期の数値が2期分記載されています。日本の非上場会社が作成する決算書は当期の数値のみ記載されているケースが多く見られます。この点も日本の決算書とは異なります。

【表示通貨について】

日本で作成されている決算書は、日本円で表示されているケースがほとんどです。しかし、シンガポールではシンガポールドルのほか、USドルや日本円で表示されている決算書もあります。国際財務報告基準の影響を強く受けているシンガポールの決算書作成ルールとして、自国の通貨のみならず、様々な通貨で表示しても良いというルールになっています。決算書を読む前に表示通貨を確認してみてください。

【貸借対照表の配列】

日本では流動資産・固定資産・繰延資産、流動負債・固定負債の順に配列が決まっています。しかし、国際財務報告基準の影響を強く受けているシンガポールの決算書作成ルールでは、日本のような流動性配列法が必須ではないため、例示の決算書のとおり、固定資産から表示される決算書も数多くあります。

また、流動資産-流動負債=Net current assetsと表示したり、資産-負債=Net  assetsと表示するなど、日本の貸借対照表には見られない表示をしています。

【注記(Notes)】

勘定科目の横に1番から21c番まで数値が記載されています。これは、各勘定科目の残高等について、注記情報として記載がありますよという印です。決算書を読むときは、注記も含めて読む場合が多くなるのではないでしょうか。

【資産除去債務と為替換算調整勘定】

貸借対照表に記載されている勘定科目のうち、資産除去債務と為替換算調整勘定については、本ブログで詳細を説明しています。興味のある方は下記ブログをご覧ください。

資産除去債務について

http://toma.co.jp/blog-toma-singapore/%E8%B3%87%E7%94%A3%E9%99%A4%E5%8E%BB%E5%82%B5%E5%8B%99%E3%80%80%E3%81%9D%E3%81%AE%EF%BC%91%E3%80%80%E5%AE%9A%E7%BE%A9%E3%81%A8%E4%BB%95%E8%A8%B3%E4%BE%8B-provisions-for-clean-up-costs-part-1-%E3%80%90/

為替換算調整勘定について

http://toma.co.jp/blog-toma-singapore/%E7%82%BA%E6%9B%BF%E6%8F%9B%E7%AE%97%E8%AA%BF%E6%95%B4%E5%8B%98%E5%AE%9A%E3%80%80foreign-currency-translation-reserve%E3%81%A8%E3%81%AF%EF%BC%9F-2/

 

【次回】

シンガポールの会社における実際の英文損益計算書についてご説明します。

 

【国際税務メルマガのご案内】

弊社では月1回程度、国際税務に関する事項をブログで配信しております。最新情報もチェックできます。

メールマガジン 「国際税務!ココが知りたい」の登録はこちらになります。

http://www.toma.co.jp/mail-magazine/

 

【Facebook ページ Toma Global Service】

https://www.facebook.com/Toma-Global-Service-452415411609351/

 

【Facebook ページ Tomaコンサルタンツグループ】

https://www.facebook.com/tomaconsul/

 

【Japan Tax Guide ? for Beginners ? 英語による日本の税務の説明ブログ】

http://toma.co.jp/category/blog-jtg/

 

【TOMAグループお薦めセミナー】

4月12日(水) 15:00~17:00

平成29年度 法人の国際取引に関する税制改正セミナー

http://toma.co.jp/seminar/h290412/

 

5月12日(金) 15:00~17:30 

シンガポール進出2017年最新事情セミナー 【東京のセミナーを静岡でライブ中継】

http://toma.co.jp/seminar/h290512/

 

【弊社サービスのご案内】

シンガポール日本企業様向けセカンドオピニオンサービス 月額400SGDより。

お問い合わせは、

https://toma.co.jp/contact/

まで。

 

 


無料相談のお申し込み:お客様一人ひとりにあったご提案をいたします。(0120-944-533)

【TOMAコンサルタンツグループについて】180人の専門家が企業の経営をサポートする「TOMA ワンストップサービス」

ページの先頭へ戻る