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こっそり確認したい!法律会計英語用語 その7 【TOMAシンガポール支店】
【はじめに】
英語を使ったビジネスに慣れていない方向けに、法律や会計でよく出てくる英語の用語を説明していきたいと思います。
いまさら同僚に聞くことが出来ないことってないですか?そんな用語を中心に取り上げていきたいと思います。
【Remittance】
送金という意味の単語です。日本で暮らしているとあまりみられない単語かもしれません。しかし、海外の請求書を見ると、代金は銀行の口座へ送金してくれなどと書かれており、その中でRemittanceという単語が良く使われています。
Please make remittance to XXXX Bank,
というような形で使われています、
シンガポールの実例では代金を振込み(Remittance)で支払う場合と、小切手(Cheque)を振り出して支払う場合が多いです。
【Cessation】
中止とか中断といった意味の単語です。こちらも日本で暮らしているとあまりみられない単語かもしれません。
シンガポールでの個人所得税の申告書に、「Date of Cessation/Overseas Posting」という記載があり、仕事をやめる日あるいは海外転勤日をさしています。
もっとやさしい英単語(例えばDate of retirement)にしてくれればなぁと思うのですが。まずは推測してみるとよいかもしれません。
なお、“/”は、文脈に応じてAndやOrという意味で使われていたりします。
【Specimen】
見本という意味です。日本で使う”みほん”や”Sample”という標記を、英語だとSpecimenという場合があります。
こちらもSampleのような簡単な言葉をつかってくれればなぁと思いますが。単語の意味合いが違うのかもしれません。
【Withholding tax】
源泉税(源泉所得税)を指します。Withholdという意味(保留する)を知っていれば推測がつくかも知れません。
源泉とは源泉徴収との略で、代金を支払う側が、代金を受け取る側に代わってあらかじめ税金を差引いて相手方に支払うことを意味します。
代金を支払う側が税務署へ源泉税を支払う一方で、代金を受け取る側は税金の申告書を作成する際に、法人税額もしくは所得税額から源泉分を差引いた残額を納付すればよい場合が多く見られます。
ただし、そのとおりにならないケースもありますので、詳細は弊社をはじめとした会計事務所へお問い合わせください。
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