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シンガポールから発信!アジア各国の最新ビジネス情報:フィリピン

いいじゃないか!フィリピン その2【TOMAシンガポール支店 公認会計士駐在の会計・税務事務所】


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【はじめに】

今回は2014年の12月に実施したフィリピン視察に関する記事の第2弾です。なお、前回のフィリピンの記事は下記のとおりです。写真は中心地のショッピングセンターの様子です。ユニクロが新規オープンしていました。

 

【政治】

現在では大統領の任期は6年で再選なしとのルールとなっているのが特徴的です。これは過去に独裁政権があったことから、以後独裁体制にできないようにするためのルールだそうです。

6年ごとに大統領が変わると経済政策にも影響が出るとの懸念をする方もいますが、現地の日本人によると、後任候補といわれているビナイ派も経済政策については現大統領と同じくリベラル路線をとっているため、大きな影響はないだろうとのことです。

 

【税金・監査】

一番の驚きは、1回の税務調査が3年から5年程度かかってしまうケースがあるということです。半分嫌がらせのようなところもあるそうで、会社が根負けしたところで、調査官が推定課税をして多額の税金を納めさせることが結構多いとの話を聞きました。

これを避けるためには、投資委員会(BOI) 登録企業に対する優遇措置等を受けておくことだといわれています。そうすると税務調査も厳しくないそうです。

また、監査が必要な会社の規模が小さいのも特徴です。資本金5万ペソ(135,000円)以上であれば監査義務があり、四半期の売上高が150,000ペソ(405,000円)を超える会社は確定申告書に監査済み財務諸表の添付が求められています。しかし、監査の相場が安く、売上高1億円、最終利益300万円の会社で約200,000ペソ(約540,000円)です。

 

【宗教・文化】

他のアジア諸国と異なり、キリスト教(カソリック)が約90%占めています。イスラム教徒のようにオフィスにお祈りスペースなど設けるなどの必要はなく、業務にも影響はないとのことです。また、人口が増え続けているのは、中絶等をよしとしないカソリックの文化が影響しているとの声もあります。

仕事より家族が大切と思う方が多く、特に母親の子供への愛情はすごいそうです。しかし、元日本人経営者によるとマネージャー層も含めてフィリピン人の女性は良く働くので助かったとおっしゃっていました。また、現在は労働争議もほぼないとのことです。

日本の漫画・豚骨ラーメン・とんかつが人気ですが、お酒は食事後に家で飲むことが多いそうです。

それから、フィリピン人には明るくて親切な方が多いです。接していて気分が良くなりました。

 

【治安】

観光客をターゲットにした窃盗・強盗が多い状況です。しかし、駐在員はほとんど被害がないようです。フィリピン人の中には窃盗を生活の手段としている方がいるとのことですので十分注意をする必要があります。

地域によっても違いがあり、マニラ市のマラテ地区・エルミダ地区は要注意地域とのことでした。

JETROによると、フィリピンで日本人が殺害される事件が起きていますが、対象は日本の元暴力団員などであり、一般の日本人まで殺されることはないのでこの点は安心していいとのことでした。

なお、公務員以外の駐在員は単身で駐在することが多いそうです。これは、治安もありますが、日本とフィリピンは意外と近い(飛行機で4、5時間)のですぐに日本に帰ることができるためです。

 

【設立時の特徴】

日本と違う点でポイントとなるのは、取締役が最低5人必要で、かつ、フィリピンの居住者が過半数を占めている必要がある点です。

しかも、外国資本の参入を規制するいわゆるネガティブリストに規定されている規制業種に該当する場合には、外国人の取締役構成比率に占める割合は、ネガティブリストの出資上限の率を超えてはなりません。

たとえば、ネガティブリストで外資出資比率上限30%の業種であるならば、取締役5名を仮定すると、外国人取締役は1名に限られます。

日本は取締役1名の株式会社も許容されますが、フィリピンは異なるようです。

また、発起人(定款を作成して署名する人)も最低5名必要です。発起人がそのまま取締役になり、株も最低一株所有することになります。

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