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藤間秋男の元気が出るブログ:明るく楽しく元気前向き情熱ありがとう通信

『「笑い」と「ユーモア」の違い』(萩本 欽一)第2805号


本当になくなったね、今、ユーモアが。


テレビから「ユーモア」のあるものが消えてしまった。


どの番組もタイトルの最初につくのは「爆笑」ばかり。


ユーモアなんてどこを探したってない。


一体どこに行ったんだろう、ユーモアは・・・


「笑い」と「ユーモア」は違う。


「笑い」っていうのは「声を出して」笑うこと。


たとえばフンと鼻で笑っても、それは「笑い」じゃない。


でも考えてみると、一人で大声を出さないでしょ。


だから、「笑い」っていうのはある人数が集まって時に発生する者なんだよね。


人がたくさんいると安心して声を出して笑える。


たとえば、テレビの前で一人で見ていても、カメラの前ではテレビで見ている大勢の人に向かって発信している。


それがお笑い。


一方、「ユーモア」って辞書を引くと「上品な笑い」と書いてある。


声を出すまでいかない。


こう空気がフッと軽くなる。


声を出すまでいかないんだけど、顔がフッとくずれてしまうっていう。


そのぐらいが「ユーモア」


だけど30人とか100人の前では品とか言ってられないね。


それだけのたくさんの空気を動かそうと思ったら、その微妙な品というのはちょっと難しい。


だって、コント55号の品のないこと。


とりあえず品は置いておかないと全員が笑わない。


そう考えると、テレビの中で人を笑わせる僕たちのような仕事では、ユーモアの出番は少ない。


品はとりあえず置いておいて、その場の空気を笑いで変えていくっていうやり方が主流だから・・・


「本日、2時間にわたるユーモア番組」なんて宣伝文句ないでしょう。


「みんなでドッと笑いましょう」っていうときは、「お笑い」ってつけるよね。


政治家が3000人ぐらいの聴衆を前にして「ユーモアを交えながら語った」なんて、よく書かれているんだけど、そんなことあり得ないでしょう。


ユーモアって言うのは、そういうものではない。


3000人を前にしたユーモアがあるとしたら、それは単に笑いを仕掛けて笑いにならなかった。


つまりはずしたってこと。


聞いている人によっては、ちょっと顔がほころんだかもしれない。


ただそれだけ。


もっというと苦笑、失笑。


たくさんの聴衆がいて、声にならないっていうのはそういうことなの。


政治家が聴衆を大いに盛り上げたのなら、それは「笑いを交えながら」って書かないとわからないと思う。


これに対して「ユーモア」というと、本来、人数が少ない中でこそ生きてくるもの。


だから会社とか家族とか友達とか、そんなところで有効に使われるんだよ。

(萩本 欽一)

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